Guest Additions
Ubuntuをインストールしたら、Guest AdditionsをゲストOSにインストールします。Guest Additionsをインストールすることで、
動的な解像度の変更やシームレスなマウスの移動など使い勝手が増します。
事前にアップデートマネージャーを起動して、Ubuntuを最新の状態にします。
ゲストOSだけでなく、ホストOSも最新の状態にしておくとよいでしょう。
また、アップデートでシステム関係(特にLinuxカーネル)がアップデートされた場合は、
PCやVirtualBoxのゲストOSを再起動してから作業を行います。
事前準備
いずれもゲストOSで作業します。1.Generic Linux kernel headersのインストール
Ubuntuソフトウェアセンターから「linux-headers-generic」で検索します。注意:
Ubuntu 12.04 32bit版をインストールした場合や、
pae対応Linux Kernelを利用している場合は、pae版パッケージをインストールします。
2.Build-essentialなパッケージ
Ubuntuソフトウェアセンターから「build-essential」で検索します。もしパッケージが見つからない場合は、「Synaptic」で検索すると良いでしょう。
Guest Additionsのインストール
Guest Additionsのインストールです。1.Guest Additions CDをマウントする
VirtualBoxのデバイスメニューから「Guest Additionsのインストール」をクリックします。2.オートランによるインストール
オートランが有効になっている場合、以下の画面が表示されます。「Ask what to do」をクリックすると以下のメニューが表示されるので、
「オートランの問い合わせ」を選択します。
次に以下の画面が表示されるので、「実行する」ボタンをクリックします。
3.手動でインストール
仮想CD/DVDドライブにGuest AdditionsのCDがマウントされているので、Nautilusを起動し、「autorun.sh」をダブルクリックします。
以下の画面が表示されるので、「実行する」ボタンをクリックします。
4.インストール開始
端末が起動しインストールが開始されます。「fail」や「error」といった文字が表示されず、
「Press return to close this window」と表示されればインストール完了です。
「エンター」キーを押して端末を閉じます。
後は仮想マシンを再起動して完了です。