ネットワークの設定
バックアップデータをリモートサーバーに保存する場合、ネットワークの設定が必要になります。
例えばSSHやSamba、NFSを利用する場合です。
事前準備
Ubuntu(Clonezillaを起動したPC)で、サーバーに接続できるネットワークの情報を調べておきます。
Clonezillaからネットワークのセットアップを行う場合、
IPアドレスの割り当て方法やPPPoEは指定できますが、それ以外の詳細な設定が行えません。
詳細な設定を行う必要がある場合、シェル(Bash)から手動で設定を行う必要があります。
ネットワークの設定方法
Clonezillaでは必要に応じてネットワーク設定画面が表示されます。1.ネットワークインターフェースの選択
サーバーとの接続に使用するネットワークインターフェースを選択します。2.ネットワークのセットアップ
ネットワークのセットアップを行い、ネットワークに接続します。dhcp
DHCPサーバーを利用してネットワークをセットアップします。static
固定IPアドレスを割り振ります。pppoe
PPPoEを使用します。enter_shell
bashを起動し、自分でネットワークのセットアップを行います。DHCP
DHCPサーバーを利用するため、ネットワークインターフェースがアクセスできるネットワーク内に
DHCPサーバーが存在している必要があります。
特に設定する内容はありません。
Static
自分でIPアドレスの設定を行います。1.IPアドレスの設定
ネットワークインターフェースに割り当てるIPアドレスを入力します。2.ネットマスクの設定
ネットマスク(サブネットマスク)を入力します。3.デフォルトゲートウェイの設定
デフォルトゲートウェイのIPアドレスを入力します。4.DNSサーバーの設定
DNSサーバーのIPアドレスを入力します。PPPoE
PPPoEでネットワークに接続します。アクセスコンセントレーターの検索
アクセスコンセントレーターの検索が行われます。アクセスコンセントレーターが見つからない場合、以下のように表示されます。
ネットワーク機器を確認してください。
Shell
Bashが起動します。Bashから各種コマンドを用いて自分でネットワークのセットアップを行います。
セットアップが終了したら、「exit」コマンドでBashを終了します。
ここで詳しい紹介は行いませんが、
Ubuntu Serverのネットワークセットアップ方法を参考にするとよいでしょう。