場所オプション
「場所オプション」ボタンでは、タブの作成や現在表示しているファイルやフォルダーの操作を行うことができます。「場所オプション」をクリックすると、以下のメニューが表示されます。
新しいタブ
新しいタブを作成します。タブを作成すると、複数のパスを一つのNautilusで操作することができます。
タブの操作については、「タブで複数のフォルダーを操作する・タブの作成やタブの操作を行う」を参考にしてください。
新しいフォルダー
現在表示しているフォルダー内に新しいフォルダーを作成します。「Shift + Ctrl + N」キーで新しいフォルダーを作成することもできます。
1.フォルダー名の入力
フォルダーを作成すると、以下のようにフォルダー名が入力できる状態になるので、フォルダー名を入力して「エンター」キーを押します。2.作成完了
以下のように入力したフォルダー名でフォルダーが作成されます。新しいドキュメント
テンプレートから新しいファイルを作成します。よく作成するタイプのファイルは、テンプレートフォルダーにひな形ファイルをおいておくと便利です。
テンプレートフォルダーについて
テンプレートファイルを置くフォルダーです。パスは「~/テンプレート」です。
注意(2013/5/5)
「このフォルダーにある実行可能なファイルが[ドキュメントの作成]に表示されます」と表示されていますが、これは誤りで実行可能かどうかは関係ありません。実行できない通常のファイルでも問題ありません。
英語表記の場合「Files in this folder will appear in the Create Document menu」と表示されます。(このフォルダーにあるファイルはドキュメントの作成メニューに表示されるよ)
1.ドキュメントの作成
場所オプションメニューから「新しいドキュメント」を選択すると、サブメニューにテンプレートフォルダー内のファイルが表示されます。作成したいドキュメントをクリックします。
空のドキュメント
「空のドキュメント」はテンプレートフォルダー内のファイルに関係なく常に表示されます。拡張子がない空のファイルですが、汎用的に利用できます。
テキストファイルの扱いになります。
2.ファイル名の入力
ドキュメントを作成すると、以下のようにファイル名を入力する状態になるので、ファイル名を入力後「エンター」キーを押します。3.作成完了
以下のようにファイルが作成されます。元に戻す・やり直す
Nautilusはファイルの操作履歴を保持しており、この履歴に従いファイルの操作を戻したり、再度実行することができます。ファイルの操作履歴は全タブで共有して保持されます。
「Ctrl + Z」で元に戻すを実行し、「Ctrl + Y」でやり直すを実行することもできます。
貼り付け
コピーもしくは切り取りしたファイルを貼り付けます。「Ctrl + V」キーでも貼り付けができます。
ちなみにファイルやフォルダーを他のフォルダーにドラッグ&ドロップする際、以下のキーの組み合わせでコピーや移動といった操作を指定できます。
コピー
ドラッグ中に「Ctrl」キーを押しっ放しにします。マウスカーソルが以下のようなアイコンになります。
移動
ドラッグ中に「Shift」キーを押しっ放しにします。マウスカーソルが以下のようなアイコンになります。
ソフトリンクの作成
ドラッグ中に「Ctrl + Shift」キーを押しっ放しにします。マウスカーソルが以下のようなアイコンになります。
ファイルの選択
操作対象となるファイルを選択します。全て選択
すべてのファイルを選択します。「Ctrl + A」キーでもOKです。
パターンによる選択
指定されたファイル名のパターンからファイルを選択します。「Ctrl + S」キーでもOKです。
「*」は0文字以上の任意の文字を表し、「?」は任意の1文字を表します。
例えば以下のように指定したとします。
以下のように拡張子が3文字かつ「od」で始まるファイルが選択されます。
選択の反転選択を反転する
現在選択されている選択を反転します。すなわち、選択されているファイルは未選択に、未選択のファイルは選択されます。
以下のように選択されているとします。
選択を反転すると以下のようになります。
この場所をブックマーク
現在表示しているフォルダーをブックマークに追加します。プロパティ
選択されたファイルのプロパティを表示します。「ファイルやフォルダーのプロパティーを表示する」を参考にしてください。
Ubuntu One
Ubuntu Oneの操作メニューが表示されます。この機能を利用するには予めUbuntu Oneのアカウントを取得しておく必要があります。
このフォルダーの同期を停止
Ubuntu Oneの同期対象のフォルダーからこのフォルダーを除外します。リンクを共有
ファイルを公開します。共有リンクをコピー
公開したファイルのURLをクリップボードにコピーします。消去したファイルを復元
削除したファイルをバックアップから復元します。この機能を利用するには、事前にバックアップをとっている必要があります。
「消去したファイルの復元」を参考にしてください。