Nautilusの設定画面
Nautilusの設定です。よく利用するアプリですから、自分の使いやすいように設定を行なっておくことをおすすめします。
Nautilusの設定画面は、「ファイル」メニューから「設定」をクリックします。
表示設定
Nautilusの表示に関する設定です。ここで設定する項目は、Nautilus起動時に参照されるデフォルトの設定になります。
いずれもNautilus起動後にメニュー等から変更することができます。
新しいフォルダーの表示形式
フォルダーの表示形式を以下のメニューから選択します。表示形式については「ファイルやフォルダーの表示方法を変更する」を参考にしてください。
アイテムの並び順
ファイルやフォルダーのソート方法のデフォルトを以下のメニューから選択します。通常は「名前順」が分かりやすいでしょう。
フォルダーをファイルより前に配置する
チェックをオンにすると、アイテムの並び替え時にフォルダーがファイルよりも優先的に表示されるようになります。チェックをオフにすると、フォルダーとファイルの区別なく並び替えられます。
チェックをオンにしたほうが分かりやすいです。
隠しファイルとバックアップファイルを表示する
チェックをオンにすると、隠しファイルとバックアップファイルが表示されるようになります。チェックをオフにすると、それらのファイルは表示されません。
隠しファイルは結構多く煩雑な表示になりやすいので、チェックをオフにしたほうが良いでしょう。
隠しファイル
ファイル名の頭が「.」で始まるファイルは隠しファイルです。主に設定ファイル等アプリやシステムが利用するフォルダーやファイルに付けられます。
バックアップファイル
ファイル名の最後に「~」が付くファイルは、バックアップファイルです。主にバックアップや一時的なファイルに付けられます。
アイコン表示のデフォルトのズームレベル
アイコン表示で表示した時のズームレベル(アイコンの大きさ)を、以下のメニューから選択します。100%選択時のアイコンの大きさは、48x48ピクセルです。
一覧表示のデフォルトのズームレベル
こちらは一覧表示で表示した時のズームレベル(アイコンの大きさ)を、以下のメニューから選択します。同じく、100%選択時のアイコンの大きさは、48x48ピクセルです。
動作設定
「動作」のタブをクリックすると、Nautilusの動作に関する設定を行うことができます。動作
ファイルやフォルダーを開くアクション方法を選択します。通常は「ダブルクリックでアイテムを開く」で良いでしょう。
実行可能なテキストファイル
実行可能なテキストファイルとは、シェルスクリプト等実行権限のついたスクリプトファイルのことです。クリックしたら実行する
スクリプトファイルを開いたら即座に実行します。操作ミスによる不用意なスクリプトの実行を避けるためにも、この選択肢は選ばないほうが良いでしょう。
クリックしたら中身を表示する
スクリプトファイルは実行せず、常にテキストエディターで開きます。毎回確認する
テキストエディターで開くか、実行するか、常に確認画面を表示します。端末内で実行する
「端末」を起動し、その端末内でスクリプトファイルを実行します。ユーザーからの入力や出力結果を確認するときは、このボタンをクリックします。
表示する
スクリプトファイルをテキストエディターで開きます。キャンセル
キャンセルしてこの画面を閉じます。実行する
端末を表示せずスクリプトファイルを実行します。何が起きたか分かりづらいので、「端末内で実行」したほうが良いです。
ゴミ箱を空にする/ファイルを削除する前に確認する
チェックをオンにすると、ファイルを削除する前に確認画面を表示します。操作ミスによる不用意な削除を避けるため、チェックはオンにしておいたほうが良いです。
以下の確認画面が表示されます。
ゴミ箱を空にするとき
ファイルを直接削除するとき
削除をメニューに表示する
ゴミ箱を経由しない削除を、右クリックで表示されるメニューに追加します。ゴミ箱を経由しないため、即座に削除されます。
ちなみに「Shift + Delete」キーで同じ動作が行えます。