Ubuntu 13.10のダウンロードとライブメディアの作成
まずライブメディアを作成するにあたり、Ubuntu 13.10をダウンロードします。ここではUEFI環境でライブメディアからUbuntu 13.10を起動するため、Ubuntu 13.10 64bitをダウンロードしています。
ライブメディアの作成
ライブメディアを作成します。Ubuntu 13.10のライブメディアを作成するにあたり、事前に2GB以上のUSBメモリかDVDメディアを用意しておきます。
USBメモリーかDVDメディアを利用しますが、いままでと作り方は同じです。
WindowsからDVD/USBメモリのライブメディア作成
「起動メディアの作成」を参考にしてください。UbuntuからUSBメモリのライブメディア作成
「USBスタートアップディスクを作成する」を参考にしてください。ライブメディアから起動
ライブメディアを作成したら、ライブメディアからUbuntu 13.04を起動します。ライブメディアをPCに挿入し、PCの電源を入れます。
ライブメディアからUbuntu 13.04が起動しない場合は、メディアの起動順序を確認します。
メディアの起動順序はPCの説明書を参考にしてください。
1.ブート画面
ライブメディアからPCを起動すると、以下の画面が表示されます。UEFIで起動すると、以下のように黒背景のブートメニューが表示されます。
またBIOSで起動した時と比較すると、メニューの構成が少し異なります。
「Try Ubuntu without installing」を選択して、「エンター」キーを押します。
2.Ubuntuの起動
Ubuntuが起動し、デスクトップ画面が表示されます。UIは英語表記ですが、インストーラー及びインストールは日本語で行うことができます。
とりあえず、「Firefox」を起動しインターネットに接続できるか確認しておきましょう。
インターネットに接続できない場合、ネットワークの設定が必要になります。
Ubuntu 13.10のインストール(インストーラーの起動 〜 インストールの種類)
今回は、ライブメディアから起動したUbuntuからUbuntuのインストールを行います。ここではUEFI環境にUbuntuをインストールしますが、BIOS環境でUbuntuをインストールする人は、「Ubuntu 13.04のインストール(前編)」を参考にしてください。
Ubuntu 13.10のインストーラーは、Ubuntu 13.04のインストーラーとほぼ同じです。
1.インストーラーの起動
デスクトップ上に表示されている「Install Ubuntu 13.10」アイコンをダブルクリックします。2.ようこそ(英語)
以下の画面が表示されるので、左側の言語リストから「日本語」を選択します。ちなみに「日本語」はリストの一番下にあります。
3.ようこそ(日本語)
これでインストーラーは日本語で表示されるようになります。「続ける」ボタンをクリックします。
4.インストール準備
以下の画面が表示されます。ここでは、HDDの空き容量のチェックやインターネットに接続されているかどうかがチェックされます。
インターネットに接続されていなくてもインストールすることができます。
以下の2種類のオプションを選択することができます。
インストール中にアップデートをダウンロードする
アップデートの確認を行い、必要に応じてソフトウェアを更新します。チェックを入れることをおすすめします。
サードパーティーのソフトウェアをインストールする
マルチメディアコーデックをインストールします。チェックを入れることをおすすめします。
いずれのオプションも、Ubuntuインストール後にソフトウェアの更新やマルチメディアコーデックのインストールを行うことができます。
オプションの選択を行ったら「続ける」ボタンをクリックします。
5.インストール方法の選択
以下の画面が表示されます。この画面は、すでにインストールされているOS(Windows等も含む)により、表示される選択肢が異なります。
ここでは、Ubuntuのインストール方法(主にインストール先のHDDやパーティション構成)を選択できます。
暗号化やLVMは、その仕組みをある程度理解してから選択を行なってください。
気になる人は、事前に調べておいてください。
ここでは例として「それ以外」を選択し、自分でインストール先のHDDの選択や、パーティション構成の決定を行います。
6.それ以外
「それ以外」を選択すると、以下のように表示されます。インストール方法を選択したら、「続ける」ボタンをクリックします。