Fcitxの設定画面を開く
「Fcitx」の設定画面を開く方法です。インプットメソッドの設定や各種ショートカットキーの設定は、「Fcitx」の設定画面から行います。
Dashから設定画面を開く
Dashから設定画面を開く場合、Dashホームから以下のように起動します。
インジケーターから設定画面を開く
インジケーターから設定画面を開く場合、「Fcitx」のインジケーターメニューを開き、「設定」をクリックします。
入力メソッドの設定
「入力メソッド」のタブをクリックすると、「Fcitx」で使用するキーボードレイアウトやインプットメソッドの設定を行うことができます。
現在登録されているキーボードレイアウト及びインプットメソッドの一覧が表示されます。
一覧の右端に表示されている各入力メソッドの言語は、キーボードレイアウトやインプットメソッドが対応する言語を表しています。
入力メソッドとインプットメソッドについて
少しややこしいのですが、ここではこれらの表記を便宜上以下の意味で使用しています。入力メソッド
「Fcitx」が管理している入力メソッドを指します。「Fcitx」のUI上に表示される「入力メソッド」と同じ意味です。
インプットメソッド
「Mozc」や「Anthy」など日本語入力や漢字変換を行うモジュール（アドオン）を指します。
キーボードレイアウトとインプットメソッド
「Fcitx」では、キーボードレイアウト （+ インプットメソッド）の組み合わせを「入力メソッド」として表現しています。キーボード - 日本語 - 日本語(OADG 109A)
上記の「キーボード - 日本語 - 日本語(OADG 109A)」はインプットメソッドと関連付けられていません。従って「キーボード - 日本語 - 日本語(OADG 109A)」で日本語入力を行うことができません。
「キーボードレイアウト + インプットメソッド なし」と言ったところでしょうか。
Mozc
一方「Mozc」を選択すると日本語入力が行えるようになりますが、キーボードレイアウトが表示れていません。インプットメソッドのキーボードレイアウトは、各入力メソッドの設定から行うことができます。
「各入力メソッドで設定したキーボードレイアウト + インプットメソッド Mozc」と言ったところでしょうか。
インプットメソッドのキーボードレイアウトについて
各インプットメソッドごとに個別にキーボードレイアウトの指定を行うことができます。デフォルトでは、入力メソッド一覧の一番上に登録しているキーボードレイアウトと同じキーボードレイアウトになります。
ただし一覧の右端に表示されている言語は、インプットメソッドで設定したキーボードレイアウトの言語とは無関係です。
結局どの入力メソッドをどういう順番で登録すればよいのか
入力メソッド一覧の一番上に自分が利用しているキーボードのキーボードレイアウトを登録してください。2番目に日本語入力で使用するインプットメソッドを登録してください。
インプットメソッドが利用するキーボードレイアウトは、 入力メソッド一覧の一番上に登録したキーボードレイアウトと同じになります。
多くの日本語環境では、以下のような入力メソッドの登録及び順番が一般的でしょう。
