リポジトリの管理
リポジトリの管理は「ソフトウェアソース」で行います。「アップデートマネージャー」を起動して、「設定」ボタンをクリックします。
リポジトリ管理に関係あるのが、「Ubuntuのソフトウェア」「他のソフトウェア」「認証」です。
「Ubuntuのソフトウェア」だけでも膨大な数のソフトウェアがリポジトリに登録されています。
それだけでは満足できない人のために、「他のソフトウェア」でリポジトリの追加ができます。
すでにいくつか追加されています。
リポジトリのタイトルが説明だったりURLみたいなのだったりしますが、
表示は任意に変えられますので、気にしなくて良いです。
また、チェックを外せば一時的にそのリポジトリを無効に出来ます。
リポジトリの情報を表示する
リポジトリを選択して、「編集」ボタンをクリックします。タイプ
リポジトリにはバイナリーとソースの2種類があります。ただし、ソースをサポートしていないリポジトリもあります。
1.バイナリ
ソフトウェア本体のことです。
ソフトウェアのインストールは、
バイナリのリポジトリからdebパッケージをダウンロードします。
2.ソース
ソフトウェアのソースコードのことです。
URI
リポジトリの在り処です。ディストリビューション
リポジトリには複数のディストリビューションに対応したソフトウェアが収録されています。ここでディストリビューションを指定します。
preciseはUbuntu 12.04の開発コード名です。
コンポーネント
ソフトウェアのカテゴリです。カテゴリにより、ソフトウェアのサポート体制や、サポート期間等が決まります。
自分で変更しても意味がありません。
コメント
リポジトリの概要などを任意に入力できます。ここの内容がリポジトリの名称としてリストに表示されます。
基本的に、追加されたリポジトリの情報を自分で編集することはありません。
編集を間違えると、ソフトウェアのダウンロードやアップデートができなくなるため、
いじらない方が良いでしょう。
認証
リポジトリはサーバーに格納されていますが、そのサーバーを認証する鍵をリポジトリとセットで持っています。
パッケージ管理システムはこの鍵を利用して、
リポジトリとサーバーの組み合わせが正しいか確認します。
debパッケージを自分でダウンロードしてインストールすることが可能ですが、
その場合サーバーが存在しないため、信頼さていないソフトウェアとみなされます。
また、鍵を登録していないサーバーも、信頼さていないソフトウェアとして扱われます。
信頼さていないソフトウェアはアップデートマネージャーからアップデートすることはできません。
セキュリティリスクになりうるので、
可能な限りリポジトリと鍵はセットで登録しましょう。