プロセス一覧の設定
各列に表示する項目や更新間隔等の設定を行うことができます。「編集」メニューから「設定」を選択します。
「プロセス」のタブをクリックします。
動作
更新間隔
プロセスの一覧を更新する間隔です。あまり短くするとシステムモニターの負荷が高くなります。
スムース更新を有効にする
新しいプロセスの情報をあらかじめ収集することでスムーズに更新を行います。CPUの使用量をCPUの数で割る
そのままの意味ですね。CPUの論理コア数が8でCPUの使用量が96なら、 表示されるCPUの使用量は12になります。
表示する項目
プロセスの一覧(列)に表示する項目を指定します。各列はクリックすることで昇順・降順でソートできます。
プロセス名
プロセスの名称です。ユーザー
プロセスを実行しているユーザー名です。状態
プロセスの状態です。実行中や停止、スリープなどプロセスの状態を表示します。
仮想メモリ
プロセスが利用している仮想メモリーの使用量です。プロセスのメモリーの状態を知りたければ、この項目は表示しておきましょう。
物理メモリ
プロセスが利用している物理メモリーの使用量です。プロセスのメモリーの状態を知りたければ、この項目は表示しておきましょう。
書き込み可能メモリ
プロセスが利用している書き込み可能なメモリー量です。共有メモリ
プロセスが利用している共有メモリーの使用量です。Xサーバーメモリ
プロセスが利用している共有メモリーの使用量です。% CPU
プロセスのCPU使用率です。CPU時間
プロセスが使用したCPUの時間です。起動日時
プロセスが起動した時間です。Nice値
プロセスの優先度を数値化したものです。数字が小さくなるほど、優先度が高くなります。
-20が一番高い優先度で、0が通常、20が一番低い優先度です。
ID
プロセスの識別子です。各プロセスに一意に割り振られます。
セキュリティコンテキスト
プロセスがどのようなセキュリティコンテキスト(SELinux等)上で動作しているか表示します。コマンドライン
プロセスを起動した時のコマンドラインです。引数も表示されます。
実行ファイルのパスや引数を調べたい時に便利です。
メモリ
プロセスが現在使用しているメモリの使用量が表示されます。プロセスのメモリーの状態を知りたければ、この項目は表示しておきましょう。
休止中の関数
プロセスがスリープ(アイドル)中や停止中に、どの関数で休止しているか表示されます。Control Group
Control Groupはプロセスが利用するリソースの制御を、複数のプロセスに適用する仕組みです。
標準でインストールされませんし、一般用途では必要がないため気にしなくてよいでしょう。
優先度
プロセスの優先度です。こちらは数値ではなく「通常」や「最高」などで表現されます。