VirtualBox
VirtulBoxはx86仮想ソフトウェアです。WindowsやLinuxディストリビューションを仮想環境で動作させることができます。
VirtualBox本体はオープンソースで提供されており、
Ubuntu標準のリポジトリに収録されています。
そのためUbuntuソフトウェアセンターから簡単にインストールすることができます。
ただし拡張パックについてはオープンソースではないため、
別途VirtualBoxのサイトからダウンロードしてインストールする必要があります。
VirtualBoxのバージョンについて
リポジトリに収録されているVirtualBoxのバージョンは、VirtualBoxのサイトからダウンロードできるバージョンよりも少し古くなっています。
リポジトリのバージョン:4.1.12(Ubuntu r77245)
最新版のバージョン:4.1.20(r80170)
(2012/9/5現在)
リポジトリのVirtualBoxはUbuntu向けの対応がなされている場合があり、
リポジトリのVirtualBoxで特に不都合がなく安定的に利用できているなら、
そのまま使い続けるのもよいでしょう。
後ほど最新版のインストール方法やアップデート方法を説明します。
VirtualBoxのインストール
Ubuntuソフトウェアセンターからインストールします。「インストール」ボタンをクリックすれば、作業完了です。
VirtualBoxの起動
以下のようにDashホームから起動します。起動するとVirtualBoxマネージャーが表示されます。
拡張パックのインストール
USB2.0対応など拡張パックをインストールすることで新たな機能が追加されます。インストールする拡張パックのバージョンは、
VirtualBox本体のバージョンと一致している必要があります。
今回はリポジトリのVirtualBoxのバージョンと同じ「4.1.12」に対応した
拡張パックをインストールします。
1.拡張パックのダウンロード
Download VirtualBoxを開いて中程にある「VirtualBox older builds」をクリックします。次に「VirtualBox 4.1」をクリックします。
「4.1.12」を探して「VirtualBox 4.1.12 Extension Pack All Platforms」をクリックします。
ダウンロードが始まるのでHDDに保存します。
2.環境設定画面の表示
VirtualBoxの「ファイル」メニューから「環境設定」をクリックします。3.拡張パックの追加
環境設定画面が表示されるので、左側のリストから「機能拡張」を選択します。以下の画面が表示されるので、右側上部の「パッケージの追加」アイコンをクリックします。
4.拡張パックの選択
以下の画面が表示されるので、先ほどダウンロードした拡張パックを選択します。5.インストール確認
確認画面が表示されるので、内容を確認して「インストール」ボタンをクリックします。ライセンス確認画面が表示されるので、同意できるなら「同意します」ボタンをクリックします。
6.インストール開始
インストールが始まります。インストールが完了すれば以下の画面が表示されます。