リリースノートまとめ
個人的に気になった点を列挙します。1.ディスクイメージがCDサイズを超えた
ディスクイメージがCDサイズを超えたため、ライブメディアを作成する際はDVDやUSBメモリが必要になります。
ディスクイメージのダウンロードサイズは800MB程度です。
2.ARMをサポートしたイメージを提供
多くのスマートフォンに搭載されているCPUがARMアーキテクチャーのCPUなのですが、そのARMに対応したイメージが提供されています。
スマートフォンにインストールされる日が来るかもしれません。
3.アップデートマネージャーの名称変更
「ソフトウェアの更新」に変更されています。またUIや操作方法に多少変更がありますが、すぐに慣れるでしょう。
4.Unity 3Dの動作要件が緩和された
いままでUnity 3Dが動作しなかった一部の環境でも動作するようになりますが、そのような環境では動作が重いかもしれません。
またUnity 2Dがなくなりました。
5.Dashが商用コンテンツと連携するようになった
Amazonが検索対象になっています。日本語環境ではwww.amazon.co.jpの検索結果が表示されます。
6.プロプライエタリなドライバーのインストール方法が変わった
従来は「システム設定」の「追加のドライバー」からインストールを行なっていましたが、「ソフトウェアソース」から行うようになりました。
7.Web Appsの導入
TwitterやGMailなどのオンラインサービスがデスクトップに統合されました。Unityはそれらのサービスと連携するようになっています。
8.DNSキャッシュサーバーのアドレス変更
12.04から追加されたdnsmasqによるDNSキャッシュですが、127.0.0.1に割り当てていたIPアドレスが127.0.1.1に変更になりました。
ネットワークツールで該当アドレスをポートスキャンすると、
53番ポートがオープンされているのが分かります。
9.Linux kernel 3.5.5
Linux kernel 3.5.5がベースになっています。
総じてそれほど大きな変更点はありません。
Linux kernel 3.5.5がベースになっているので、
比較的新しいハードウェアを利用している人は安定的な動作に期待が持てるかも。