ユニバーサルアクセスの設定
Onboardの入力支援やホバークリックの設定です。キーボードスキャンを有効にする
キーボードスキャンとはマウスのクリックでOnboardのキーを絞り込んでいき、キーを選択する仕組みです。キーボードスキャンを有効にします。
「スキャナーの設定」ボタン
キーボードスキャンの設定を行います。Hover Clickウィンドウを隠す
Onboardでホバークリックを有効にした際に、ホバークリックの操作パネルを表示しません。Onboardでもホバークリック動作を指定するキーがある時は、チェックを入れておくと良いでしょう。
Hover Clickウィンドウを終了するときに有効にする
Onboard終了時にホバークリックを有効にします。ただ、機能していないようでした。
「ユニバーサルアクセスパネル」ボタン
ユニバーサルアクセスを開きます。フレームのリサイズの取り扱い
Onboardウィンドウのリサイズ可能位置の指定です。None
リサイズ不可です。コーナーのみ
ウィンドウの四隅のみリサイズ可能になります。すべてのコーナーやエッジ
ウィンドウのすべての辺でリサイズ可能になります。スキャナーのプロファイル設定
キーボードスキャンのプロファイルの設定を行います。「プロファイル」タブではキーの絞り込み方法や絞り混み範囲の点滅速度等を設定します。
誤動作を防ぐため、スキャナーの設定を行う前に「キーボードスキャンを有効にする」をオフにしキーボードスキャンを無効にしておくと良いでしょう。
スキャンのプロファイルを選んでください
キーの絞り込み方法をメニューから選択します。それぞれのキー絞り込み方法やオプションは後述します。
スキャナーの入力デバイス設定
「入力デバイス」のタブでは、キーボードスキャンに使用する入力デバイスの指定や設定を行います。誤動作を防ぐため、スキャナーの設定を行う前に「キーボードスキャンを有効にする」をオフにしキーボードスキャンを無効にしておくと良いでしょう。
入力デバイスを選んでください
キーボードスキャンで利用する入力デバイスをメニューから選択します。スキャンの時にこのドライバだけを使う
選択された入力デバイスをキーボードスキャン専用のデバイスとして扱います。従ってこのチェックをオンにした入力デバイスは、通常のマウスのようにカーソルの移動等には利用できなくなります。
アクション
入力デバイスのボタンを押した時にどのようなアクションを取るかを指定します。選択されたプロファイルにより設定できる内容が変わります。
「非アクティブ」と表示されているアクションはボタンが未割り当てになっています。
アクションにボタンを割り当てるには、設定したいアクションをクリックします。
「ボタンを押してください」と表示されたら割り当てたいボタンを押します。
割り当てを解除する場合は、「ボタンを押してください」と表示されたら「BackSpace」キーを押します。
1スイッチで自動スキャン
「1スイッチで自動スキャン」プロファイル選択時の設定とスキャン動作です。スイッチとはアクションを起こすボタンのことです。
ステップする間隔
絞り込み範囲の移動速度を秒で指定します。秒数を大きくするほど範囲の移り変わりがゆっくりになっていきます。
ステップとは範囲を選択するアクション(操作)のことです。
スキャンサイクル
絞り込み範囲が一巡すると1サイクルになります。何巡するか指定します。
Step only during switch down(スイッチが押されている時のみステップ)
「ステップ」 アクションボタンを押している間、絞り込み範囲を移動します。ボタンを放すと絞り込み範囲を確定します。
「ステップ」アクション
絞り込み範囲の操作に使用するボタンです。1.クリックによる絞り込み 1回目
ステップボタンをクリックすると以下のようにキーの絞り込み範囲が点滅します。2.クリックによる絞り込み 2回目
次にステップボタンをクリックすると、絞りこまれた範囲内かつ行単位で更に絞り込みが行われます。3.クリックによる絞り込み 3回目
次にステップボタンをクリックすると、絞りこまれた範囲内でキー選択が行われます。該当するキーの色が変わったらステップボタンをクリックします。
選択されたキーが入力されます。
1スイッチの重要なオーバースキャン
「1スイッチの重要なオーバースキャン」プロファイル選択時の設定とスキャン動作です。スキャン対象のキーが左上から選択されていきます。
前方の間隔
キーの選択が次のキーに移るまでの時間を秒で指定します。Backtrack interval(さかのぼる間隔)
キーの選択が前のキーに移るまでの時間を秒で指定します。Backtrack steps(さかのぼるステップ)
キーの選択が前のキーに戻る際、いくつ前のキーまで戻るか指定します。スキャンサイクル
すべてのキーのスキャンが一巡すると1サイクルになります。何巡するか指定します。
「ステップ」アクション
キー選択の操作に使用するボタンです。1.スキャン開始
ステップボタンをクリックするとスキャンが始まります。2.スキャンの停止と選択
ステップボタンをクリックするとスキャンが停止し、「Backtrack steps」で指定された回数だけキーの選択が戻ります。ここでステップボタンをクリックすると選択されたキーが入力されます。
3.スキャンの続行
「2.」でキー入力を行わなかった場合、スキャンが続行されます。あとは「2.」と「3.」の繰り返しです。
2スイッチでステップスキャン
「2スイッチでステップスキャン」プロファイル選択時の設定とスキャン動作です。「1スイッチで自動スキャン」と同じようにキーの絞り込みを行なっていきますが、自動でスキャンを行わずボタンのクリックで絞り込み範囲を決定していきます。
スキャンサイクル
絞り込み範囲が一巡すると1サイクルになります。何巡するか指定します。
Alternate switch actions(拡張スイッチアクション)
アクティブ化(確定)ボタンを押すたびに、アクティブ化(確定)ボタンとステップボタンを入れ替えます。「ステップ」アクション
絞り込む範囲を移動します。「アクティブ化(確定)」ボタン
絞り込む範囲や選択されたキーを決定します。1.絞り込む範囲の決定 1回目
初期状態で絞り込む範囲が表示されているので、ステップボタンで範囲を移動させアクティブ化(確定)ボタンで範囲を決定します。2.絞り込む範囲の決定 2回目
絞りこまれた範囲内かつ行単位で更に絞り込みを行います。同じようにステップボタンで範囲を移動させアクティブ化(確定)ボタンで範囲を決定します。
3.キーの選択と決定
絞りこまれた範囲内でキー選択を行います。同じようにステップボタンでキーを移動しアクティブ化(確定)ボタンでキーを決定します。
Directed Scan for 3 or 5 switches(3または5スイッチで直接スキャン)
「Directed Scan for 3 or 5 switches」プロファイル選択時の設定とスキャン動作です。各ボタンに十字キー相当の機能を持たせキーの選択を行います。