ジョブオプション
プリンターのプロパティ画面を表示し、左側のリストから「ジョブオプション」を選択すると以下の画面が表示されます。ジョブオプションについて
ジョブオプションは、Windowsで言うところの「ページ設定」に相当します。Mac OS Xだと「用紙設定」や「レイアウト」等に相当します。
とは言え、全く同じ構成ではないので注意してください。
ジョブオプションの設定について
ここで行う設定はプリンターのデフォルト値です。アプリから印刷する際にここで設定した内容がデフォルト値として使用されます。
ただしアプリから各設定を行なっている場合は、アプリの設定が優先されます。
設定できる内容はプリンターにより異なります。
プリンターの説明書を参考にしてください。
ただ残念ながら、プリンターによっては説明書を読んでも不明な項目が出てくることがあります。
ジョブオプションの処理について
ジョブオプションで有効な設定を行なっても、プリンタードライバーによっては機能しないオプションもあります。「リセット」ボタンについて
各項目に表示される「リセット」ボタンをクリックすると、項目の内容を初期値に戻します。共通オプション
ジョブオプションの共通オプションの内容です。部数
印刷部数です。例えば「2」を指定すれば2部印刷されます。
「copies」オプションです。
印刷方向
印刷ページの回転方法をメニューから選択します。「orientation-requested」オプションです。
「orientation-requested」オプションはアプリで指定できない場合が多いので、アプリで回転しこのメニューで回転を行うと余計に回転してしまうことがあるので注意してください。
自動的に回転
ページを回転することで印刷内容が収まる場合は、ページの回転を行います。通常はこれを選択しておきます。
「orientation-requested」オプションを指定しません。
他の選択肢を選ぶとこの項目がメニューに表示されなくなります。
その場合は「リセット」ボタンをクリックすると、この項目が選択されます。
縦向き(回転:なし)
ページの回転を行いません。「自動的に回転」で印刷が期待通り行われない場合は、この項目を選んでみてください。
「orientation-requested=3」を指定します。
横向き(回転:90°)
ページを90°の回転させます。「orientation-requested=4」を指定します。
横向き(回転:270°)
ページを270°の回転させます。左右反転です。
「orientation-requested=5」を指定します。
縦向き(回転:180°)
ページを180°の回転させます。上下反転です。
「orientation-requested=6」を指定します。
用紙に合わせる
用紙サイズに合うようにページを拡大・縮小します。通常はオフにしてアプリ側で用紙サイズに合わせて拡大・縮小したほうが良いでしょう。
「fitplot」オプションです。
1枚あたりのページ数
印刷用紙1枚に含めるページ数を以下のメニューから選択します。要は段組み印刷(割り付け印刷)です。
アプリで指定できることが多いため、段組み印刷を行う場合はアプリの印刷画面から指定してください。
「number-up」オプションです。