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Ubuntu/Kubuntu/Xubuntu/Lubuntuの比較

  フレーバーをいくつか紹介しましたが、Ubuntuと紹介したフレーバーを比較してみます。


  Ubuntu 14.04及びフレーバーの比較について

    Ubuntu 14.04及びそのフレーバーの比較は、「Ubuntu・Kubuntu・Xubuntu・Lubuntu・Ubuntu GNOMEの比較 (14.04版)」を参考にしてください。

    ここでの比較は、Ubuntu 12.10及びそのフレーバーの比較になります。

  環境について

    あくまでVirtualBox上で比較した内容なので、各種数値は参考程度に留めてください。

  • VirtualBox 4.2.10
  • 各OSは日本語環境にセットアップ済み
  • VirtualBox Guest Addtionsをインストール済み 
  • すべてのアプリ(パッケージ)をアップデート済み
  • OSのバージョンは12.10 64bit版

Ubuntu Kubuntu Xubuntu Lubuntu
デスクトップ環境 Unity KDE Xfce LXDE
メモリ使用量 409MB 482MB 267MB 177MB
起動時間 標準 標準 早い 最も早い
HDD使用量 3.8GB 5.0GB 3.2GB 3.0GB
UI Mac OS X Windows Vista
Windows 2000
Windows 98
Windows 2000
Windows 98
Windows 2000
日本語対応 問題なし 英語表記のUIあり 問題なし 概ね問題ない
情報量 2000万件 111万件 75万件 56万件
情報量(日本語) 44万件 17,000件 23,000件 11,000件
サポート期間 1.5年 1.5年 1.5年 1.5年
LTSのサポート期間 5年 5年 3年 1.5年

  メモリ使用量について

    メモリ使用量はログイン後に1分程度待ち、「free」コマンドで表示された値を元にしています。

  起動時間について

    Ubuntuを「標準」とした時の相対的な体感時間です。

  HDDの使用量について

    標準でアプリが多くインストールされていたり、デスクトップ環境やアプリが多機能な場合、HDDの使用量は増加傾向にあります。
    使用量が多いからと言って、パフォーマンスが悪いという事ではありません。

  UIについて

    UIの構成を他のOSで表現しています。
    あくまで見た目や使い方が似てるというだけです。

  日本語対応について

    いずれも日本語の入力や表示は可能です。
    UIの日本語化に焦点を当てています。
    標準でインストールされるアプリが対象になります。

  情報量について

    「OS名」で検索したWeb上の情報量です。
    あくまでも目安です。

  情報量(日本語)について

    「OS名 日本語」で検索したWeb上の情報量です。
    あくまでも目安です。

    日本語の情報量が多いほうが利用する上で有利でしょう。

    いずれのOSも「Ubuntu Japanese Team」のフォーラムで質問することができますが、利用者が少ないOSだと回答が付きにくいかもしれません。

  サポート期間について

    通常リリース(非LTS)のサポート期間です。
    表内の記述は通常リリースであるバージョン 12.10のサポート期間です。

    現状通常リリースのサポート期間は、どのOSも1.5年です。

  LTSのサポート期間について

    LTS版(Long Term Support)のサポート期間です。
    表内の記述は、LTS版であるバージョン 12.04のサポート期間です。

    ただしLubuntuはそもそもLTS版がないため、通常リリースと同じサポート期間になります。

どれを選ぶか?

  他にも様々なフレーバーや派生ディストリビューションがありますが、今回はここで取り上げた4種類に絞ります。

  日本語じゃないと困る・Linuxを使ったことがない

    Ubuntuがお勧めです。

    ユーザー数が多い

      Webの情報量の多さから見て取れますが、Ubuntuはユーザー数が多く情報の入手が容易です。
      ユーザー数が多いという事は、日本語化されていないアプリの日本語化にも期待できます。

      また一番困るのはトラブル発生時の対処方法の入手ですから、利用者数の多いOSを選んでおくとトラブルの対処に有効な情報を手に入れやすいです。
      不具合情報もそうですね。

      雑誌や書籍にも期待できます。

    日本語化が進んでいる

      「Ubuntu Japanese Team」では「Ubuntu Desktop 日本語 Remix」のディスクイメージを配布しており、日本語のサイトからディスクイメージをダウンロードできます。
      標準でインストールされるアプリも日本語化されており、利用に困ることはないでしょう。
      また季刊誌の「Ubuntu Magazine Japan」の存在も心強いです。 

    次点でXubuntu

      Webの情報量(利用者数)を除外すると、Xubuntuもお勧めです。
      デスクトップ画面がシンプルなため、使い方の習得にそれほど時間はかからないでしょう。
      UI以外の部分はUbuntuの情報が流用できます。

  ハードウェア性能が低いため軽いのがいい

    XubuntuやLubuntuがお勧めです。

    ハードウェア性能

      CPUがシングルコアだったり、メモリが2GB未満、グラフィックカードが貧弱な場合、軽いOSを選んだほうが良いでしょう。
      そのような環境でもUbuntuやKubuntuは動作しますが、使い込んでいくうちにパフォーマンスに不満が出るかもしれません。

    XubuntuとLubuntuのどちらを選ぶか

      サポート期間や実際に試用してみた結果で判断するとよいでしょう。

  自分のデスクトップを細かく弄りたい

    Kubuntuがお勧めです。

    カスタマイズ性が高く、標準でカスタマイズ機能を多く提供しています。
    またKubuntu(KDE)向けのアプリは多機能でカスタマイズ性も高いです。

    Kubuntuは、他のOSと比較してカスタマイズ性という点で頭ひとつ抜きん出ています。
    ただし英語が苦手な場合、使い方等に少し戸惑う場面があるかもしれません。

  LTS版か非LTS版か

    初めて利用するならLTS版のほうが良いでしょう。
    サポート期間が長く、安定性に長けています。
    従って余計なトラブルに巻き込まれにくくなります。

    新しい機能を利用したい場合や、新しいハードウェアが認識されない場合は、最新バージョンを利用して見るのも良いでしょう。

  32bitにするか64bitにするか

    今後メインになっていくのは64bitですが、ハードウェア性能が低い場合は32bitの方が良いでしょう。
    ハードウェア性能が十分でOSをアップグレードしながら使い続けていくなら、64bitがお勧めです。
 

  最後に

    上記で書いた内容は私見なので、自分でライブメディアを作成し試用することをお勧めします。


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