ソースセンター
「ソースセンター」のボタンをクリックすると、リポジトリーの管理を行うことができます。警告
以下の警告が表示されます。書かれている通りです。
リポジトリーの信頼性については、開発者のホームページや検索で調べるとよいでしょう。
このダイアログを表示しない
チェックをオンにすると、次回からこの画面を表示しません。警告画面を閉じると以下の画面が表示されます。
注意
リポジトリーの操作は、パッケージ管理システムに影響を与える、事前にSynaptic等他のパッケージ管理アプリは終了しておいてください。またインターネットへ接続しておいてください。
初回起動時
初回起動時は以下のように何も表示されません。リポジトリー情報のデータベースをダウンロードする必要があります。
自動的にアップデート確認が行われ、少し待つと以下のようにアップデートが促されます。
「はい」ボタンをクリックします。
アプリ情報のデータベースがダウンロードされます。
以上で完了です。
ソースセンターの機能について
ソースセンターの機能を大別すると、以下の2つに別れます。- リポジトリーの追加と無効化
- PPAのパージ
それぞれ操作方法が異なるため、分けて説明します。
リポジトリー追加と無効化のUI構成
左側の「すべて」および「すべて」以下の項目をクリックすると、リポジトリーの追加と無効化を行うことができます。1.リポジトリーのカテゴリ
リポジトリーのカテゴリです。「すべて」を選択すると、すべてのリポジトリーが「2.」に表示されます。
「すべて」以下のカテゴリを選択すると、そのカテゴリに属したリポジトリーが表示されます。
2.リポジトリーの一覧
選択されたカテゴリのリポジトリーの一覧が表示されます。チェックが入っているリポジトリーは、有効になっているリポジトリーです。
3.詳細情報
「2.」で選択されたリポジトリーの情報を表示します。ホームページ
リポジトリーを管理している開発者のホームページです。ソースURL
リポジトリーのURLです。説明
リポジトリーの説明や概要です。リポジトリーの追加
リポジトリーを追加します。今回は例として「Google Chrome Stable」のリポジトリーを追加します。
1.リポジトリーの選択
追加したいリポジトリーのチェックをクリックします。2.パスワードの入力
以下の画面が表示されるので、管理者ユーザーのパスワードを入力します。3.追加完了
リポジトリーの追加が完了すると、以下のように通知が表示されます。以下のように追加したリポジトリーにチェックが入ります。
これでそのリポジトリーで管理されているアプリのインストールが可能になります。
「ソフトウェアソース」でリポジトリーを確認すると、以下のようにリポジトリーが追加されています。
アプリのアップデートについて
追加したリポジトリーに既存のバージョンよりも新しいバージョンのアプリが存在する場合、以下のようにアップデートを行うことができます。例えば「Midori」をインストール済みで「Midori PPA」リポジトリーを追加した場合、既存のバージョンは以下のように「0.4.3」になります。
リポジトリー追加後アップデート確認をこおなうと、以下のように「Midori」のアップデート通知が表示されます。
アップデートすると、バージョンは以下のように「0.5.0」になります。
リポジトリーの無効化
追加したリポジトリーを無効化します。リポジトリーを無効化しても、そのリポジトリーからインストールしたアプリは削除されません。
1.リポジトリーの選択
無効化したいリポジトリーのチェックをクリックします。2.パスワードの入力
以下の画面が表示されるので、管理者ユーザーのパスワードを入力します。3.無効化完了
リポジトリーの無効化が完了すると、以下のように無効化したリポジトリーのチェックが外れます。「ソフトウェアソース」でリポジトリーを確認すると、以下のようにリポジトリーが無効化されています。