UIのフォントをカスタマイズする
「font」のタブをクリックすると、UIで使用するフォントの設定をカスタマイズすることができます。フォントの設定について
フォントの設定画面については、後述しています。そちらもあわせて参考にしてください。
Window title
アプリのウィンドウに使用されるフォントです。Document
「辞書」などドキュメント系のアプリで使用されるフォントです。Desktop
デスクトップ画面に配置したアイコンの名称に使用されるフォントです。System
UI全般で使用されるフォントです。Monospace
「端末」や「テキストエディター」など、固定幅で文字を表現するアプリで使用されるフォントです。Hinting
フォントヒンティングの方法を、以下のメニューから選択します。フォントヒンティングはグリフ(文字の形)を補正し、可読性を上げる仕組みです。
フォントヒンティングの効果は選択されたフォントにより異なります。
none
フォントヒンティングを行いません。slight
フォントヒンティングを行いますが、補正は最小限にとどめます。medium
フォントヒンティングを行い、標準的な補正を行います。full
フォントヒンティングを行い、最大限の補正を行います。Antialiasing
フォントにかけるアンチエイリアスの方法を、以下のメニューから選択します。アンチエイリアスはグリフ(文字の形)をなめらかに補正し、可読性を上げる仕組みです。
none
アンチエイリアスを行いません。grayscale
アンチエイリアスをかけます。形状はグレースケール(色)により補完されます。
rgba
アンチエイリアスをかけます。いわゆるサブピクセルレンダリングです。
液晶ディスプレイ向きです。
フォント設定画面について
各フォントのボタンをクリックすると、以下のようにフォント設定画面に切り替わります。1.フォントファミリー名
フォントファミリーの一覧です。使用したいフォントファミリーを選択します。
2.スタイル
フォントのスタイルを選択します。ボールド(太字)、イタリック(斜体)の組み合わせで選択できます。
3.下線/取り消し線
これもスタイルと似たようなものですが、下線や取り消し線の設定を行います。4.フォントサイズ
チェックボックスがオフの場合、「5.」から現在のサイズから相対的にフォントサイズを選択します。チェックボックスがオンの場合、以下のように直接フォントサイズを入力します。
5.相対的なフォントサイズ
現在のサイズから相対的にフォントサイズを選択します。6.サンプル
フォントのサンプルです。「Apply」ボタン
設定したフォントを適用します。「Close」ボタン
前の画面に戻ります。UIテーマのカスタマイズと不具合について
「theme」のタブをクリックすると、UIテーマのカスタマイズを行うことができます。ただ残念ながらテーマの抽出方法や設定が意図したとおりになりません。
UIテーマを変更する場合は、「Ubuntu Tweak」でテーマの変更を行ったほうが良いです。