Web Appsの設定をカスタマイズする
「Web Apps」アイコンをクリックすると、Web Appsのカスタマイズを行うことができます。以下の画面が表示されます。
Integration prompt
ブラウザーで特定のドメイン(amazon.co.jpやtwitter.comなど)を開いた時に、そのドメインに対応したWebAppが未登録だった場合、以下のようにWebAppのインストールを促す画面が表示されます。「Integration prompt」を「オン」にすると、上記のようにWebAppのインストールを促す画面が表示されます。
「オフ」にすると、上記のようなWebAppのインストールを促す画面が表示されなくなります。
「オフ」にしても既にインストルしたWebAppは有効です。
Preauthorized domains
Ubuntuインストール時にいくつかのWebAppも一緒にインストールされます。それが「Preauthorized domains」です。
従ってデフォルトでは、各「Preauthorized domains」にチェックが入っています。
すでにインストールされているWebAppですが、チェックを外すと再度該当するドメインにアクセスした際にWebAppのインストールを促す画面が表示され、WebAppを再度インストールすることができます。
「Preauthorized domains」には、「Amazon」や「Ubuntu One」が登録されていますが、通常これらのチェックを外す必要はありません。
Amazon
対象となるドメインは以下のとおりです。- amazon.ca
- amazon.cn
- amazon.com
- amazon.co.uk
- amazon.de
- amazon.es
- amazon.fr
- amazon.it
- www.amazon.ca
- www.amazon.cn
- www.amazon.com
- www.amazon.co.uk
- www.amazon.de
- www.amazon.es
- www.amazon.fr
- www.amazon.it
Ubuntu One
対象となるドメインは「one.ubuntu.com」です。UnityのショートカットやNotify OSD(通知)表示位置をカスタマイズする
「Additional」アイコンをクリックすると、UnityのショートカットやNotify OSD(通知)表示位置のカスタマイズを行うことができます。以下の画面が表示されます。
HUD
HUDの設定です。Remember previous commands
チェックを「オン」にすると、HUDの使用履歴を記録し使用頻度の多い順にメニューの候補リストを並び替えて表示します。Keyboard Shortcuts
Unityのキーボードショートカットの一覧です。各ショートカットキーを変更することができます。
Hold Super for keyboard shortcuts
ここのチェックを「オン」にした場合、「Super」キーを押しっぱなしにすると、以下のようにUnityのキーボードショートカット一覧が表示されます。「オフ」にすると、キーボードショートカット一覧が表示されなくなります。
Invoke HUD
HUDを表示するショートカットキーです。Show the launcher
Dashホームを表示するショートカットキーです。Execute command
Dashにはアプリをアプリの実行ファイル名から検索・実行する機能があります。その画面を表示するショートカットキーです。
Put keyboard focus on the launcher
Unityランチャーにキーボードフォーカスを当てます。フォーカスが当たっている状態でカーソルキーを押すと、フォーカスの移動やクイックリストの表示が行えます。
また、「エンター」キーを押すと、アプリの起動などマウス操作と同等のことが行えます。
フォーカスが当たっているアプリのアイコンの背景は、以下のようにハイライト表示されます。
フォーカスが当たっている状態で左右カーソルキーを押すと、クイックリストの表示や表示したクイックリストを閉じることができます。
Open the first panel menu
アプリのメニューで、一番左にあるメニューを開きます。メニューを開いた後は、カーソルキーで項目を移動したり、各項目のアクセラレーターキーや「エンター」キーを押すとこで、項目を選択することができます。
Notifications
Notify OSDを表示する位置を選択します。マルチディスプレイ環境でのみ、有効な設定です。
Notify OSDはユーザーに通知を表示する仕組みのです。
デスクトップ画面上に以下のような通知が表示されることがありますが、これがNotify OSDによる通知です。
注意
設定が反映されない不具合があります。(後述)All displays
一番右のディスプレイに通知を表示します。Active display
アクティブになっているウィンドウがあるディスプレイ上に通知を表示します。マルチディスプレイで使用していて、通知を見逃しがちな人は「Active display」を選択すると良いです。
Notificationsの設定が反映されない不具合(2013/7/18)
「Notifications」でNotify OSDの表示位置を変更しても、設定が反映されない不具合があります。原因
設定する値が間違っていることが原因です。dconfエディターを起動し、「com > canonical > notify-osd > multihead-mode」を見ると、以下のように値が設定されています。
All displays
値が「dont-follow-focus」になっています。Active display
値が「follow-focus」になっています。対応策
それぞれの値を正しい値に設定します。All displays
正しい値は「dont-focus-follow」です。値を以下のように直接変更します。
Active display
正しい値は「focus-follow」です。値を以下のように直接変更します。