Unityランチャーの動作を変更する
「Launcher behaviour」のタブをクリックすると、Unityランチャーの動作を変更することができます。Visibility
Unityランチャーを常に表示するか、自動的に非表示にするか以下のメニューから選択します。Always
Unityランチャーを常に表示します。Autohide
Unityランチャーが非アクティブになった時に、Unityランチャーを自動的に隠しします。Unityランチャーを常に表示したくない場合や、画面の解像度が低い時に利用するとよいでしょう。
Reveal trigger
「Visibility」で「Autohide」を選択した時に有効な設定です。Unityランチャーを表示するマウスカーソルの位置を、以下のメニューから選択します。
Left edge
マウスカーソルを画面左側に移動した時に、Unityランチャーを表示します。Top left edge
マウスカーソルを画面左上に移動した時に、Unityランチャーを表示します。Edge responsivness
「Visibility」で「Autohide」を選択した時に有効な設定です。「Reveal trigger」の反応性を指定します。
数値を大きくするほど反応が良くなります。
この項目以外にも反応性を指定する項目があります。
「Edge responsivness」はそれらに対する補正値として働きます。
Unityランチャーの反応が悪い場合は、まず「Reveal pressure」の値を変更してみてください。
それでもUnityランチャーの反応が悪い場合は、ここの数値を大きくしてみてください。
Reveal pressure
「Visibility」で「Autohide」を選択した時に有効な設定です。「Reveal trigger」の反応性(マウスカーソルの移動量)を指定します。
数値を小さくするほど反応が良くなります。
反応性を良くすると、「Reveal trigger」で指定した場所にマウスカーソルを移動させた時に、即座にUnityランチャーが表示されるようになります。
意図せずUnityランチャーが表示されてしまう場合は数値を大きくし、逆に反応が悪い場合は数値を小さくすると良いでしょう。
例えばここの数値を最大値に設定すると、「Reveal trigger」で指定した場所にマウスカーソルを移動させただけではUnityランチャーは表示されません。
さらにその方向にマウスカーソルを移動し続けると、Unityランチャーが表示されるようになります。
Autohide Animation
「Visibility」で「Autohide」を選択した時に有効な設定です。Unityランチャーの表示・非表示時に行うアニメーションを以下のメニューから選択します。
フェードやスライド表示の組み合わせになります。
余談ですが私のUbuntu 13.04の環境では、「Fade only」以外の項目は全てスライドによるアニメーションに見え、違いが分かりませんでした。
Fade on Ubuntu button and Slide
Ubuntu buttonというのは、Unityランチャーの一番上に表示されるUbuntuのロゴが入ったボタンのことです。Dashを表示するボタンです。
Ubuntu button上のマウスカーソルの位置に応じてフェードし、スライドします。
Slide Only
スライドでアニメーションを行います。Fade Only
フェードでアニメーションを行います。Fade and slide
フェード及びスライドでアニメーションを行います。Urgent Animation
アプリが何かしら通知を行う時に行うアニメーションを、以下のメニューから選択します。アニメーションを行うのは、Unityランチャーのアプリのアイコンです。
None
アニメーションを行いません。Pulse/Wiggle
アニメーションを行います。アニメーションの仕方は実際に設定して確認してもらったほうが良いです。
Launch Animation
アプリが起動中に行うアニメーションを、以下のメニューから選択します。アニメーションを行うのは、Unityランチャーのアプリのアイコンです。
None
アニメーションを行いません。Pulse until running/Blink
アニメーションを行います。アニメーションの仕方は実際に設定して確認してもらったほうが良いです。
Backlight
Unityランチャーの各アイコンの背景描画方法をメニューから選択します。背景の描画方法の組み合わせは、「Backlight」と「Edge Illumination」になります。
Backlight
アイコンの背景の描画です。ここでは便宜上「バックライト」と表記します。
Edge Illumination
アイコンの外枠の描画です。ここでは便宜上「イルミネーション」と表記します。
Always on
バックライトを常に有効にし、アイコンの背景を描画します。イルミネーションは無効です。
Toggle
起動しているアプリのアイコンのバックライトを有効にします。イルミネーションは無効です。
Always off
バックライトを無効にします。イルミネーションも無効です。
Toggle edge illumination
起動しているアプリのアイコンのイルミネーションを有効にします。バックライトは無効です。
Toggle both
起動しているアプリのアイコンのバックライトとイルミネーションを有効にします。現在のワークスペースにあるにあるアプリのアイコンは、バックライトが有効になります。
別のワークスペース(モニター含む)にあるアプリのアイコンは、イルミネーションが有効になります。