Ubuntuをライブメディアから起動する
Ubuntuをライブメディアから起動します。事前にライブメディアを作成しておいてください。
1.ライブメディアから起動
Ubuntuをライブメディアから起動します。今回はUbuntu 13.04 64bitのDVDイメージを直接、VMware Playerにマウントしています。
普通に起動するとWindows 8が起動してしまうため、「Boot Manager」から「EFI VMware Virtual SATA CDROM Drive」を選択し、「エンター」キーを押します。
2.Ubuntuの起動
以下のブートメニューが表示されるので、「Try Ubuntu without installing」を選択して「エンター」キーを押します。セキュアブートについて
今回「セキュアブート」オフの環境で実行しているため、「セキュアブート」オンの環境とは異なります。「セキュアブート」オンでも問題がなければUbuntuが起動します。
もし起動に失敗する場合は、「セキュアブート」をオフにして再度ライブメディアから起動してみてください。
3.Ubuntuの起動
Ubuntuの起動に成功すれば、以下のようにデスクトップ画面が表示されます。Ubuntuをインストールする空き容量を確保する
無事ライブメディアからUbuntuが起動したら、Ubuntuをインストールするための空き容量を確保します。1.パーティションの確認
「GParted」を起動します。ライブメディアでは「GParted」はインストール済みですので、別途インストールを行う必要はありません。
見ての通り、Ubuntuをインストールする空き容量が全くありません。
ちなみにデバイスの情報を表示すると、パーティションテーブルが「GPT」になっていることが分かります。
2.パーティションの縮小
Ubuntuをインストールする空き容量を確保するため、Windows 8をインストールしたパーティションをリサイズします。Windows 8をインストールしたパーティションとは、Windowsで言うところのCドライブのパーティションのことです。
以下のように目一杯パーティションが確保されています。
今回は40GB弱程度まで縮小します。
3.変更の適用
実際にパーティションの縮小を行います。操作を適用して、処理が終わるまで待ちます。
これで空き容量が確保できました。
ここでUbuntu用のパーティションを作成しても良いですが、ここではUbuntuのインストール時にパーティションの作成を行うことにします。
Windows 8の動作確認を行う
パーティションの縮小によりインストールしたWindows 8に影響がないか、動作確認を行います。1.Windows 8の起動
再起動して、Windows 8を起動します。以下のように起動すれば、OKです。
2.パーティションサイズの確認
コンピューターの管理から、Cドライブの容量が40GB弱になっているか確認します。以下のようにCドライブのパーティションサイズが減っています。
ディスクのプロパティ画面でも、Cドライブの容量を確認できます。
3.ディスクのチェック
念の為、Cドライブのエラーチェックを行います。ディスクのプロパティーを開いて、「ツール」タブからエラーチェックを行います。
以下のようにエラーが検出されなければ、OKです。