Ubuntuをインストールする
次にUbuntuをインストールします。1.Ubuntuの起動
ライブメディアからUbuntuを起動します。ブートメニューが表示されたら、「Install Ubuntu」を選択して、「エンター」キーを押します。
2.ようこそ
ここから先は、BIOS/UEFI関係なくほとんど同じです。「Ubuntu 13.04のインストール(前編)」を参考にしてください。
3.インストールの準備
必要な設定を行います。4.インストールの種類
さて、ここから先は手順が変わります。Windows 8インストール済みの環境なのですが、以下のようにWindows 8が検出されていません。
ここでは、「それ以外」を選択して、「インストール」ボタンをクリックします。
5.パーティションの設定
Ubuntuのインストールに必要なパーティションを作成します。UEFIでインストールする場合、以下の3つのパーティションが必要です。
- EFIシステムパーティション
- ルートパーティション
- スワップパーティション(メモリが多いのであれば省略可)
「2.」「3.」に関しては、BIOS/UEFI関係なく必要です。
EFIシステムパーティション
UEFIでは「1.」の「EFIシステムパーティション」が必要です。この「EFIシステムパーティション」内にOSローダーを格納します。
「EFIシステムパーティション」は全OS共有して利用することができます。
すでにWindows 8インストール時に、Windows側でEFIシステムパーティションを作成済みですので、Ubuntuでもこの「EFIシステムパーティション」にOSローダーをインストールします。
従ってここではEFIシステムパーティションの作成は行いません。
また、1つのHDD内に「EFIシステムパーティション」を複数作成しないでください。
空き容量について
EFIシステムパーティションの容量に注意してください。他にもOSをインストールする場合、空き容量が不足するかもしれません。
空き容量が不足しそうな場合は、パーティションのサイズを大きくするなど事前に調整が必要です。
インストールするOSにもよりますが、100MBのサイズがあれば、6,7種類のOSがインストールできるでしょう。
十分ですね。
6.ルートパーティションの作成
ルートパーティションを作成します。ここでは以下の設定で、ルートパーティションを作成します。
新しいパーティションのタイプ
GPTでは、基本パーティションや拡張・論理パーティションの区別はありません。この区別はMBRに存在する区別です。
GPTであるにもかかわらず、なぜパーティションのタイプが選択できるのか、よく分かりませんでした。
7.ルートパーティションの作成完了
ルートパーティションである「/dev/sda5」が作成されました。8.スワップパーティションの作成
スワップパーティションを作成します。ここでは以下の設定で、スワップパーティションを作成します。
9.スワップパーティションの作成完了
スワップパーティションである「/dev/sda6」が作成されました。10.ブートローダーのインストール先
ブートローダーのインストール先は、「EFIシステムパーティション」である「/dev/sda2」を指定します。以上でパーティションの作成は完了です。
後はBIOS/UEFI関係なく同じ手順になります。
「Ubuntu 13.04のインストール(後編)」を参考にしてください。
11.インストール完了
インストールが完了して再起動したら、UEFIにUbuntuのOSローダーが認識されているか確認します。「Boot Manager」を開き、「ubuntu」が存在することを確認します。
「ubuntu」を選択し「エンター」キーを押すと、インストールしたUbuntuが起動します。