高度なオプションから実行できる内容
「Boot Repair」では、「高度なオプション」から自分で修復する内容を指定して、修復を行うことができます。「おすすめの修復」では都合が悪い場合、「高度なオプション」から修復する内容を選択すると良いでしょう。
「高度なオプション」画面を開くには、「高度なオプション」をクリックします。
高度なオプションで表示される修復項目について
高度なオプションで表示される修復項目は、Ubuntuが動作している環境により変わります。大別すると、BIOS環境とUEFI環境で大きく項目が異なります。
またMacにUbuntuをインストールしている場合UEFI環境になりますが、PCのUEFI環境で表示される項目とは一部異なります。
元の画面に戻るには
「高度なオプション」画面から「おすすめの修復」画面に戻るには、同様に「高度なオプション」をクリックします。元の画面に戻ると、「高度なオプション」画面で変更した設定は、全てデフォルトに戻ります。
高度なオプションから実行できる内容
「高度なオプション」では、以下の機能を提供しています。- ログやMBR、パーティションテーブルのバックアップ
- GRUBの再インストール
- MBRの修復
- Windowsのブートファイルの修復
- Boot Repairの動作設定
その他のオプション
「高度なオプション」画面を開き、「その他のオプション」タブをクリックすると、「Boot Repair」の動作設定を行うことができます。「Boot Repair」の動作設定は、BIOS環境/UEFI環境どちらも同じ設定内容です。
BootInfoサマリの生成
「Boot Repair」で修復を行った際、「BootInfoサマリ」を作成します。「BootInfoサマリ」の内容については、「パーティションやOSの情報をBootInfoサマリに出力する」を参考にしてください。
基本的に「BootInfoサマリ」は作成しておいたほうが良いでしょう。
使用の統計に参加
「Boot Repair」では、「Boot Repair」のどの機能がどの程度利用されているか、統計を取っています。チェックをオンにすると、どの機能を使用したか統計に参加します。
「Boot Repair」の統計は、「statistics」で参照することができます。
「Boot Repair」の統計は、何か情報を送信するのではなく、機能に対応したファイル名を生成し、そのファイル名に対応したファイルを「statistics」からダウンロードすることで統計を行っています。
インターネット接続をチェックする
「BootInfoサマリ」を「Ubuntu pastebin」にアップロードする場合や、統計に参加する場合、インターネットに接続されている必要があります。チェックをオンにすると、修復実行時にインターネットに接続されているかチェックし、もしインターネットに接続されていない場合はインターネットに接続するよう促します。