ライブメディアから起動したUbuntuにBoot Repairをインストール
「Boot Repair」は、修復内容によってはライブメディアからUbuntuを起動し、そのUbuntu上で動作させる必要があります。現状ライブメディアに 「Boot Repair」はインストールされておらず、また、標準のリポジトリーからインストールすることができません。
これはHDDにインストールしたUbuntuでも同様です。
HDDにインストールしたUbuntuと同様の方法でインストールすることもできますが、毎回同じ手順でインストールするのは手間がかかるため、「端末」から 「Boot Repair」のインストールと起動を行います。
1.ライブメディアからUbuntuを起動する
ライブメディアからUbuntuを起動します。修復対象と同じか新しいバージョンのUbuntu、及び修復対象と同じアーキテクチャー(32bit・64bit)のライブメディアからUbuntuを起動します。
ここでは「Ubuntu 13.10 日本語 Remix 64bit」からUbuntuを起動しています。
注意
事前にインターネットに接続できるか確認してください。インターネットへの接続は必須です。
2.Boot RepairのPPA追加
「Boot Repair」をインストールするにあたり、まずPPAの追加とパッケージインデックスファイルの更新を行います。「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。
sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair && sudo apt-get update
端末に上記のコマンドをコピー&ペーストする場合、「端末」への貼り付けは「Shift + Ctrl + V」キーで行います。
コマンドを入力したら「エンター」キーを押します。
3.PPA追加の確認
以下のようにPPAを追加するか確認が表示されるので、「エンター」キーを押します。4.PPAの追加とパッケージインデックスファイルの更新完了
しばらく待つと、PPAの追加とパッケージインデックスファイルの更新が完了します。5.Boot Repairのインストールと起動
最後に「Boot Repair」のインストールと起動を行います。「端末」から以下のコマンドを実行します。
sudo apt-get install -y boot-repair && (boot-repair &)
端末に上記のコマンドをコピー&ペーストする場合、「端末」への貼付けは「Shift + Ctrl + V」キーで行います。
コマンドを入力したら「エンター」キーを押します。
6.Boot Repairの起動
「Boot Repair」のインストールが完了すると、以下のように「Boot Repair」が起動します。将来的にUbuntu標準のリポジトリーから「Boot Repair」がインストールできるようになるかもしれません。
[needs-packaging] Boot-Repair pre-installed in ISOs