エントリーを一覧から無効にする
以前のバージョンと比較すると、エントリーの無効化と有効化のUIが少し変更されています。以前のバージョンでは、無効化したいエントリーを選択して、メニュー等からエントリーの無効化を行っていました。
「Grub Customizer 4.0」ではその方法に加え、一覧から直接エントリーを無効化できるようになりました。
また、無効化されたエントリーは隠しエントリーとして扱われるようになりました。
一覧からエントリーを無効化する場合、隠しエントリーの表示を有効にします。
1.隠しエントリーの表示を切り替える
「表示」メニューから「Show hidden entries」をクリックします。表示が有効ならこのメニュー項目にはチェックが表示されます。
2.隠しエントリーの表示
以下のように各エントリーの左側にチェックボックスが表示されます。チェックがオンになっているエントリーは、有効なエントリーです。
チェックがオフになっているエントリーは、無効になっているエントリーです。
3.エントリーの無効化
無効にしたいエントリーのチェックボックスをクリックして、チェックをオフにします。ここでは例として一番下にある「Windows 7」のエントリーのチェックをオフにします。
4.ブートメニューの確認
設定を保存して「GRUB2」のブートメニューを表示すると、以下のように無効化された「Windows 7」が表示されなくなっています。5.Grub Customizerで隠しエントリーの確認
その後再度「Grub Customizer」で隠しエントリーを確認すると、以下のように「Windows 7」のチェックが外れたままになっています。無効化されたエントリーの扱いについて
上記の方法では、無効化されたエントリーが一覧に表示されています。しかし、隠しエントリーが非表示になっている場合、以下のように無効化されたエントリーが表示されます。
以前のバージョンでは、「Trash」をクリックした際に表示される画面が、「Removed items」として統合されています。
無効化されたエントリーが存在する場合、自動的に「Removed items」が表示されます。
無効にしたエントリーを有効にする
以前のバージョンと比較すると、操作方法が変更されています。エントリーを有効にする方法は、「Removed items」から行う方法と、隠しエントリー表示画面から行う方法があります。
Removed itemsからエントリーを有効にする
「Removed items」からエントリーを有効にします。1.エントリーの選択
「Removed items」から有効にしたいエントリーを選択します。複数のエントリーを選択することができます。
2.エントリーの有効化
選択したエントリーを右クリックして表示されるメニューから「追加」をクリックします。以下のように「Restore」ボタンをクリックしてもよいです。
3.エントリーの有効化完了
以下のようにエントリーが有効化されます。4.ブートメニューの確認
設定を保存して「GRUB2」のブートメニューを表示すると、以下のように有効化された「Windows 7」が表示されています。隠しエントリー表示画面からエントリーを有効にする
隠しエントリー表示画面からエントリーを有効にします。1.隠しエントリーの表示を切り替える
「表示」メニューから「Show hidden entries」をクリックします。表示が有効ならこのメニュー項目にはチェックが表示されます。
2.エントリーの有効化
以下のように各エントリーの左側にチェックボックスが表示されます。チェックがオフになっているエントリーが、無効になっているエントリーです。
ここでは例として、無効にした「Windows 7」のエントリーを有効にします。
「Windows 7」のエントリーのチェックをオンにします。