ディスクイメージを読み込む
指定された仮想CDドライブにディスクイメージを読み込みます。空いている仮想CDドライブを自動的に選択して、ディスクイメージを読み込ませることも可能です。
コマンドのフォーマットは以下のようになります。
cdemu load オプション 仮想CDドライブの識別子 読み込むディスクイメージ
オプション
以下のオプションが指定できます。いずれのオプションも省略可能です。
--password
ディスクイメージのパスワードを指定します。cdemu load --password=myPassword ・・・
--encoding
ディスクイメージの情報を記述したテキストファイルの文字コードを指定します。CUEファイル等が該当します。
このオプションを指定しない場合、自動的に文字コードの判別が行われます。
cdemu load --encoding=CP932 ・・・
--dvd-report-css
DVDディスクイメージがCSSで暗号化されているかどうかを指定します。CSSで暗号化されている場合、「true」を指定します。
そうではない場合、「false」を指定します。
cdemu load --dvd-report-css=true ・・・
仮想CDドライブの識別子
ディスクイメージを読み込ませる仮想CDドライブの識別子を指定します。「any」を指定すると、空いている仮想CDドライブにディスクイメージをマウントします。
読み込むディスクイメージ
読み込むディスクイメージを指定します。1つのディスクイメージが複数のファイルで構成される場合、スペースで区切りながら複数のファイルを指定します。
注意
すでにディスクイメージが読み込まれている仮想CDドライブに、ディスクイメージを読み込ませることはできません。予めディスクイメージをアンロードし、仮想CDドライブを空にしておく必要があります。
コマンド例
ここでは例として、「~/ubuntu-12.04-desktop-amd64.iso」ディスクイメージを最初の仮想CDドライブに読み込ませます。コマンド実行前
コマンド実行前の仮想CDドライブは以下のようになっています。コマンド実行
以下のコマンドを実行してディスクイメージを読み込ませます。cdemu load 0 ~/ubuntu-12.04-desktop-amd64.iso
以下のようにディスクイメージが最初の仮想CDドライブに読み込まれました。
ディスクイメージをアンロードする
ディスクイメージをアンロードし、仮想CDドライブを空の状態にします。コマンドのフォーマットは以下のようになります。
cdemu unload 仮想CDドライブの識別子
仮想CDドライブの識別子
ディスクイメージを読み込ませる仮想CDドライブの識別子を指定します。「all」を指定すると、すべての仮想CDドライブからディスクイメージをアンロードします。
コマンド例
ここでは例として、最初の仮想CDドライブのディスクイメージをアンロードします。コマンド実行前
コマンド実行前の仮想CDドライブは以下のようになっています。コマンド実行
以下のコマンドを実行してディスクイメージをアンロードします。cdemu unload 0
以下のように最初の仮想CDドライブから、ディスクイメージがアンロードされました。