クイックフレーズの拡張設定
「拡張オプションの表示」をクリックすると、クイックフレーズの拡張設定を行うことができます。以下のように設定項目が2つ追加されます。
スペルヒントを表示しない
「クイックフレーズ」が表示する候補ウィンドウには、「クイックフレーズ」が辞書から検索した定型文の候補に加え、「スペル」アドオンによる単語候補(英語)も表示することができます。「スペル」アドオンは、ユーザーが入力した文字から単語候補を表示するアドオンです。
ここでの設定はその機能を有効にするかどうかの設定です。
チェック オン
チェックをオンにすると、以下のように「スペル」アドオンによる単語候補は表示されません。チェック オフ
チェックをオフにすると、以下のように「スペル」アドオンによる単語候補が表示されるようになります。注意
「スペル」アドオンによる単語候補は、「クイックフレーズ」が表示する定型文の候補数が、ページの最大単語候補数(候補の単語数)より少ない時のみ表示されます。例えば「候補の単語数」が「10」で、「クイックフレーズ」が表示する定型文の候補数が「5」だった場合、「スペル」アドオンによる単語候補は最大で5単語になります。
「クイックフレーズ」が表示する定型文の候補数が10を超えると、「スペル」アドオンによる単語候補は表示されなくなります。
最大ヒント数
「スペル」アドオンによる単語候補を表示する際、候補となる単語の文字数の最大値を指定します。例えば「10」と入力すると、10文字を超える単語候補は、候補ウィンドウに表示されなくなります。
例(1)
「1」を入力すると、1文字以内の単語が候補として表示されます。例(10)
「10」を入力すると、10文字以内の単語が候補として表示されます。「1」の時と比較すると、5番目の候補が表示されています。
クイックフレーズの辞書の編集
クイックフレーズで使用する辞書を編集します。1.辞書を開く
「クイックフレーズリスト」のフォルダーアイコンボタンをクリックします。辞書は自動的に作成されるので、予め作成しておく必要はありません。
2.辞書の編集
以下のように「テキストエディター」が起動し、「クイックフレーズ」の辞書が開きます。「クイックフレーズ」の辞書は通常のテキストファイルと同じです。
4.辞書のフォーマット
辞書のフォーマットは以下のとおりです。キーワード フレーズ
キーワードは入力する文字です。
フレーズは候補ウィンドウに表示する候補になります。
キーワードとフレーズの間は、スペースもしくはタブで区切ってください。
また「キーワード フレーズ」は、1行に一つずつ記述します。
5.辞書の保存
辞書を編集し終えたら、上書き保存します。ツールバーの「保存」ボタンをクリックすればOKです。
注意
テキストファイルのエンコーディングは「UTF-8」でなければなりません。既定では「UTF-8」になっています。
クイックフレーズの使い方
「クイックフレーズ」のショートカットキーと辞書を設定したら、「クイックフレーズ」が利用できるようになります。1.クイックフレーズの表示
まず設定したショートカットキーを押してクイックフレーズを表示します。以下のようにクイックフレーズで文字を入力する状態になります。
2.候補の選択
文字を入力すると、辞書から定型文を取得し候補が表示されます。各候補は「タブ」キーで選択します。
候補ウィンドウの操作は「ホットキー」を参考にしてください。
3.候補の確定
選択した候補をテキストに反映する場合は、「スペース」キーを押します。設定したキーで直接候補を確定することもできます。
「エンター」キーを押すと、入力した文字をそのままテキストに反映します。
「ESC」キーを押すと入力した文字を破棄することができます。