Unicodeタイピングサポート
「Unicodeタイピングサポート」は、文字コードや文字情報から文字を入力するアドオンです。文字コードはUTF-16の文字コードを使用します。
文字コードから文字を入力
文字コードから文字を入力する例です。文字情報から文字を入力
文字情報から文字を入力する例です。Unicodeタイピングサポートの設定画面を開く
「Unicodeタイピングサポート」アドオンの設定を行うには、「Unicodeタイピングサポート」アドオンの設定画面を開く必要があります。「アドオン」の画面から「Fcitx Unicode Typing Support」アドオンを選択し、「設定」ボタンをクリックします。
Unicodeタイピングサポートの設定
「Unicodeタイピングサポート」アドオンの設定画面です。「Unicodeタイピングサポート」アドオンはデフォルトで有効になっており、すぐに利用することができます。
キー
「Unicodeタイピングサポート」のウィンドウを表示するショートカットキーを設定します。ショートカットキーは2種類設定することができます。
ショートカットキーの設定方法
ショートカットキーの設定は、ボタンをクリックすると以下のようにキーの組み合わせを入力する状態になるので、ショートカットキーに設定したいキーを押します。ショートカットキーを削除するには
ショートカットキーを削除するには、キーの組み合わせを入力する状態の時に「ESC」キーを押します。Unicodeタイピングサポートの使い方
「Unicodeタイピングサポート」の使い方です。1.候補ウィンドウの表示
「キー」で設定したショートカットキーを押し、候補ウィンドウを表示します。以下のようなウィンドウが表示されるので、文字コードもしくは文字の情報を入力します。
2-1.文字コードの入力(0x)
文字コードで文字を検索する場合、以下のように「0x文字コード」を16進数で入力します。2-2.文字コードの入力(u+)
文字コードで文字を検索する場合、以下のように「u+文字コード」を16進数で入力します。「0x文字コード」と同じです。
2-3.文字条法の入力
文字情報で文字を検索する場合、以下のように文字の情報を入力します。候補ウィンドウ内の右側に青文字で表示されている文字が、検索対象になります。
3.候補の選択
各文字候補は「タブ」キーで選択します。候補ウィンドウの操作は「ホットキー」を参考にしてください。
4.文字の確定
選択した候補をテキストに反映する場合は、「エンター」キーを押します。もしくは文字候補をマウスで直接クリックします。
文字の入力をキャンセルする場合は、「ESC」キーを押します。
注意
候補ウィンドウ内に表示される各文字候補を「Alt + 数値」キーで確定できるようになっています。しかし「Alt」キーの組み合わせは動作しません。
また現状、この修飾キーを変更することはできません。
文字が反映されない
私の環境では、上記「4.」の手順で「エンター」キーを押して文字候補を確定してもその文字が反映されませんでした。以下のように文字は入力されず「エンター」キーが入力された状態になりました。
マウスで直接文字候補をクリックした場合は、文字が反映されました。