クラッシュするバグの修正
以前「クラッシュしてUSB起動ディスクが作成できないバグ」を紹介しましたが、クラッシュするバグが修正され、USB起動ディスクが作成できるようになりました。現時点でのパッケージの最新バージョンは「0.2.50.1」です。
以下のように「ブータブルUSBの作成」で作成したUSB起動ディスクから、Ubuntuを起動できます。
参考
usb-creator-gtk crashed with SIGSEGV in _dbus_watch_invalidate名称変更
Ubuntu 13.04で「スタートアップ・ディスクの作成」は、「ブータブルUSBの作成」に名称が変更されています。表示される名称が変更されていますが、アプリ名等中身は同じです。
Ubuntu 13.10日本語 RemixでUSB起動ディスクが作成できない
Ubuntu 13.10日本語 Remix 64bit版のディスクイメージ(ubuntu-ja-13.10-desktop-amd64.iso)を元にしてUSB起動ディスクを作成しようとすると、以下のエラーが表示されUSB起動ディスクが作成できませんでした。
補足されなかった例外が発生しました:
[Error 13] 許可がありません:'/tmp/tmpbxptzw/casper/vmlinuz'
[Error 13] 許可がありません:'/tmp/tmpbxptzw/casper/vmlinuz'
vmlinuz
エラーに表示されたフォルダーを見ると、以下のようになっていました。「vmlinuz」ファイルのアクセス権を見ると、以下のようにその他のアクセスが「なし」になっています。
一方「initrd.lz」ファイルのアクセス権を見ると、以下のようにその他のアクセスが「読み込み専用」になっています。
この違いが原因なのでしょうか?
Ubuntu 13.10日本語 Remix 64bit版のMD5
Ubuntu 13.10日本語 Remix 64bit版のMD5は以下の通りで、正しい値になっています。またディスクイメージからUbuntuを起動することはできます。
本家のUbuntu 13.10 64bit版
試しに本家の公式サイトからダウンロードしたUbuntu 13.10 64bit版でUSB起動ディスクを作成してみました。MD5は以下の通りで、正しい値になっています。
もちろんディスクイメージからUbuntuを起動することはできます。
Ubuntu 13.10 64bit版のディスクイメージ(ubuntu-13.10-desktop-amd64.iso)を元にしてUSB起動ディスクを作成した場合は、USB起動ディスクが作成でき、そのUSB起動ディスクからUbuntuを起動することができました。
というわけで
「UNetbootin」を利用してUSB起動ディスクを作成すれば、Ubuntu 13.10日本語 Remix 64bit版のディスクイメージからUSB起動ディスクを作成することができます。以下のように日本語環境でUbuntu 13.10を利用できます。