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ARRAY設定

  「ARRAY」の行には、「mdadm」コマンドが操作・検索対象とするアレイの一覧を記述します。
  主にアレイ構築時にこの設定が使用されます。


  フォーマット

    「ARRAY」のフォーマットは以下のようになります。

ARRAY 論理ボリューム タグ名=タグ値

    複数のアレイを記述する場合は、以下のように複数の「ARRAY」を記述します。

ARRAY 論理ボリューム タグ名=タグ値
ARRAY 論理ボリューム タグ名=タグ値

  タグについて

    タグはアレイを識別する情報やアレイの構成情報を記述します。

  デフォルトの設定

    「ARRAY」の記述がひとつもない場合は、全ディスク及びパーティションをチェックし、「メタデータ」からアレイの情報を自動的に生成します。

論理ボリューム

  論理ボリュームには、アレイの論理ボリュームのデバイスファイルを記述や、増分構築の除外条件を記述します。

  以下の記述方法があります。

  論理ボリュームのデバイスファイルを絶対パスで記述

    論理ボリュームのデバイスファイルを絶対パスで記述する方法です。
    最初の文字を「/」で初めた場合、絶対パスと見なされます。

    以下のように記述します。
   
ARRAY /dev/md/RAID0Array タグ=タグ値

  論理ボリュームのデバイスファイルを相対パスで記述

    論理ボリュームのデバイスファイルを相対パスで記述する方法です。
    最初の文字を「/」で初めなかった場合、相対パスと見なされます。
    パスの基準は「/dev/md/」です。

    以下のように記述します。

ARRAY RAID0Array タグ=タグ値
 
    この記述は「/dev/md/RAID0Array」と同じ意味になります。

  増分構築から除外する

    「<ignore>」を記述すると、タグで記述された条件にあてはまるアレイは、増分構築の対象から除外されます。

    以下のように記述します。

ARRAY <ignore> タグ=タグ値

タグの一覧

  タグはアレイを識別する情報やアレイの構成情報を記述します。
  以下のタグを記述できます。

  補足

    すべてのタグを記述する必要はありません。
    「mdadm」コマンド使用時に省略したいオプションや、指定が必要だが指定できないオプションを記述すると良いでしょう。
 

  タグのフォーマット

    タグ名に大文字小文字の区別はありません。
    またタグを記述する順番も任意です。

    タグは以下のように記述します。
   
タグ名=タグ値

    複数のタグを記述する場合は、以下のようにスペースで区切ります。

タグ名=タグ値 タグ名=タグ値 タグ名=タグ値

  uuidタグ

    「uuid」タグはアレイのUUIDを記述します。
    以下のような記述になります。

uuid=629263fa:3ed73987:b355c66f:4245f667

  nameタグ

    「name」タグはアレイの「ホームホスト」と「アレイの名称」を記述します。

    「ホームホスト」と「アレイの名称」は「:」で区切ります。
    以下のような記述になります。

name=vb-ubuntu1310:RAID0Array

    もし「ホームホスト」が存在しない場合、以下のように記述します。

name=RAID0Array

   devicesタグ

    「devices」タグは、アレイを構成する物理ボリュームの一覧を記述します。
    「スペアディスク」も含みます。
    各物理ボリュームは、「,」で区切ります。

    以下のような記述になります。

devices=/dev/sdf1,/dev/sde1,/dev/sdd1

    ここに記述する物理ボリュームは、「DEVICE」に記述されている物理ボリュームの対象になっている必要があります。

  levelタグ

    「level」タグはアレイの種類を記述します。
    以下のような記述になります。

level=raid0

  num-devicesタグ

    「num-devices」タグはアレイを構成する物理ボリュームの数(スロットの数)を記述します。
    以下のような記述になります。

num-devices=3

  sparesタグ

    「spares」タグは、「スペアディスク」の数を記述します。
    以下のような記述になります。

spares=2

  bitmapタグ

    「bitmap」タグは「外部ビットマップ」のビットマップファイルを記述します。
    以下のような記述になります。

bitmap=/root/RAID1Array.bitmap

  metadataタグ

    「metadata」タグはメタデータのバージョンや種類を記述します。
    以下のような記述になります。

metadata=1.2

作成済みのアレイからARRAY情報を生成する

  設定ファイルの「ARRAY」にそのまま記述できるフォーマットで、作成済みのアレイからARRAY情報を生成することができます。

  以下の方法で情報の生成が可能です。


  上記のいずれかの方法で情報を出力し、設定ファイルにコピー&ペーストすると良いでしょう。
  できれば論理ボリュームの情報から「ARRAY」の記述を行ったほうが良いです。


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