Ubuntu 13.10からUbuntu 14.04へアップグレードする
Ubuntu 13.10を利用している人は、Ubuntu 14.04へアップグレードすることができます。ソフトウェアの更新
「ソフトウェアの更新」を起動すると、以下のようにアップグレード通知が表示されます。Ubuntu 14.04にアップグレードする場合は、「アップグレード」ボタンをクリックします。
ログイン後
あるいは、ログイン後に以下のようにアップグレード通知が表示されます。Ubuntu 14.04にアップグレードする場合は、「今すぐアップグレードする」ボタンをクリックします。
アップグレードの通知が表示されない人は
上記の通知が表示されない人は、「ソフトウェアソース」を開いて「Ubuntuの新バージョンの通知」が「すべての新バージョン」になっているか確認してください。また「ソフトウェアの更新」で、パッケージのアップデートがある場合すべてアップデートを行い、他にアップデートがない状態にしてください。
リリースノート
アップグレードを開始すると、以下のようにリリースノートが表示されます。「アップグレード」ボタンをクリックし、画面に表示される案内に従って操作してください。
アップグレードの注意事項や操作方法について
アップグレードの方法や注意事項は、Ubuntu 13.04からUbuntu 13.10へのアップグレードと同じです。「Ubuntu 13.10にアップグレードする」を参考にしてください。
ただし現時点でUbuntu 14.04へ直接アップグレードできるのは、Ubuntu 13.10のみです。
他のバージョンからUbuntu 14.04へアップグレードしたい場合は、一旦Ubuntu 13.10にアップグレード後、Ubuntu 14.04へアップグレードする必要があります。
Ubuntu 12.04からUbuntu 14.04へのアップグレードについて
Ubuntuでは、一つ前のLTS版のUbuntuからLTS版へのアップグレードが可能です。今回リリースされたUbuntu 14.04はLTS版ですから、一つ前のLTS版であるUbuntu 12.04から直接Ubuntu 14.04へアップグレードすることができます。
アップグレードのタイミング
ただし、アップグレードが提供されるのは、最初のポイントリリースが提供されるUbuntu 14.04.1がリリースされた頃です。現状Ubuntu 14.04.1のリリースは2014/7/24ですので、Ubuntu 12.04からUbuntu 14.04へのアップグレードが提供されるのは、その頃になります。
LTS版は安定性や品質が重要
LTS版ユーザーの多くは、安定した動作を期待してLTS版を選択しています。どのバージョンでもそうですが、Ubuntuのリリース後は、様々な不具合やトラブルが発生する可能性があります。
Ubuntu 12.04からUbuntu 14.04へのアップグレードは、それらの修正を行った最初のポイントリリースまで提供されません。