Ubuntu Oneが終了します
2014/4/2にUbuntu Oneの公式ブログで、Ubuntu Oneの終了がアナウンスされました。現状提供しているサービスは、他の無料ストレージサービスと比べると、ユーザーに十分なサービスを提供できていないからだそうです。
特に25GBから50GBの無料ストレージを提供するサービスと競争していくには、力不足だということです。
Ubuntuの戦略上優先する事項は、スマフォやタブレット及びPCなど様々な情報機器を統合するOSを提供することであり、それに注力していくとのことですので、今後形をかえてストレージサービスが提供されるのでしょう。
サービスの終了時期について
サービスの終了時期については、以下のようにアナウンスされています。すでに停止しているサービス
以下のサービスはすでに停止されており、利用することはできません。- ストレージの追加容量の購入
- ミュージックストア
Ubuntu Oneサービス
2014/6/1にUbuntu Oneが提供しているサービスは利用できなくなります。Ubuntu Oneにアップロードしたファイル
Ubuntu Oneにアップロードしたファイルは、2014/7/31までダウンロード可能です。それ以降は削除されます。
Ubuntu One single sign on serviceについて
「Ubuntu One single sign on service」は、今回のサービス終了の件とは関係なく、継続的に有効でうす。有料のサービスを利用している人は
未使用の分については返金されます。Ubuntu Oneのソフトウェア
Ubuntu Oneのソフトウェアについてです。Ubuntu 14.04
Ubuntu 14.04では、Ubuntu Oneのソフトウェアが含まれなくなるそうです。Ubuntu 14.04 最終βでは、Ubuntu Oneのソフトウェアが含まれています。
現状利用しているUbuntu Oneソフトウェア
Ubuntu 13.10など、現状利用しているUbuntu Oneのソフトウェアは、サービス終了まで利用でき、アップデートも提供されます。代わりのサービス
Ubuntuで代わりのサービスを利用するとしたら、「Dropbox」でしょうか。Ubuntuでは、ソフトウェアがセンターから「Dropbox」をインストールすることができます。
インジケーターの表示や「Nautilus」と連携して利用することができます。