ヒストグラムウィンドウ
「XSane」では、ヒストグラムウィンドウを表示することができます。ヒストグラムウィンドウでは色の分布を把握することができます。
ヒストグラムウィンドウの表示
ヒストグラムウィンドウを表示するには、「ウィンドウ」メニューを開き「ヒストグラムを表示」をクリックします。「Ctrl + 2」キーを押しても良いです。
ヒストグラムウィンドウが表示する色の対象
ヒストグラムウィンドウが表示する色の対象は、プレビューウィンドウで設定されている範囲内の画像です。ヒストグラムウィンドウのUI構成
ヒストグラムウィンドウのUI構成です。1.Rawイメージ
色補正を行う前のヒストグラムです。2.色補正
色補正です。直接数値で表示されていませんが、メインウィンドウの色補正と連動して動作します。
4つのバーが表示されていますが、上から以下の意味になります。
- 輝度(Intensity)
- 赤(Red)
- 緑(Green)
- 青(Blue)
また各バー内の三角アイコンをドラッグ&ドロップすることで、補正値を変更することができます。
どのように補正値が変化するかは、メインウィンドウの色補正で確認することができます。
カラーマネージメントについて
「カラーマネージメント」による色補正を行う時は「XSane」で色補正を行わないため、この機能を利用することはできません。三角アイコンによる補正の反映について
補正の反映を行うタイミングを、ユーザーが指定することができます。タイミングは「表示」メニューの「ポリシーを更新」から選択することができます。
連続的
ユーザーが三角アイコンを操作すると、即座に補正を反映します。プレビューにも補正が即座に反映されますが、環境によっては動作が重くなります。
非連続的
ユーザーが三角アイコンを操作し、ドロップした後(マウスのボタンを放した後)に補正を反映します。一番動作が軽くなります。
遅れて
ユーザーが三角アイコンを操作し、一定時間が経過すると補正を反映します。「連続的」よりも動作が軽くなります。
3.拡張イメージ
色補正を行った後のヒストグラムです。4.輝度ボタン
ヒストグラムに輝度を表示するかどうかの設定です。輝度は黒色でヒストグラムに表示されます。