後方参照を利用して大文字・小文字を変換する
後方参照を利用して大文字・小文字を変換することができます。記述方法
「置き換える文字列」に記述する後方参照の記述方法が少し変わります。
${グループ番号:文字変換,文字変換,・・・}
「文字変換」の箇所に、文字の変換方法を記述します。
後方参照で参照した文字列を、文字変換で指定された方法で変換し、置き換える文字列とします。
複数の文字変換を指定することができます。
複数の文字変換を指定した場合、記述された順に文字の変換が行われます。
文字変換の種類
「文字変換」には以下の種類があります。文字変換 | 内容 |
---|---|
u | 最初の文字を大文字にする |
U | すべての文字を大文字にする |
l | 最初の文字を小文字にする |
L | すべての文字を小文字にする |
t | 各単語の最初の文字を大文字にする |
最初の文字を大文字にする
最初の文字を大文字にします。1.ドキュメントのサンプル
ここでは例として、以下のドキュメントを用意しました。「name1」属性の属性値の最初の文字を、大文字にします。
2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。
find.regex.replace-all name1="(.+?)" name1="${1:u}"
3.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のように最初の文字が大文字に変換されます。すべての文字を大文字にする
すべての文字を大文字にします。1.ドキュメントのサンプル
ここでは例として、以下のドキュメントを用意しました。「name1」属性の属性値の文字を、すべて大文字にします。
2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。
find.regex.replace-all name1="(.+?)" name1="${1:U}"
3.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のようにすべての文字が大文字に変換されます。最初の文字を小文字にする
最初の文字を小文字にします。1.ドキュメントのサンプル
ここでは例として、以下のドキュメントを用意しました。「name1」属性の属性値の最初の文字を、小文字にします。
2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。
find.regex.replace-all name1="(.+?)" name1="${1:u}"
3.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のように最初の文字が小文字に変換されます。すべての文字を小文字にする
すべての文字を小文字にします。1.ドキュメントのサンプル
ここでは例として、以下のドキュメントを用意しました。「name1」属性の属性値の文字を、すべて小文字にします。
2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。
find.regex.replace-all name1="(.+?)" name1="${1:L}"
3.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のようにすべての文字が小文字に変換されます。各単語の最初の文字を大文字にする
各単語の最初の文字を大文字にします。1.ドキュメントのサンプル
ここでは例として、以下のドキュメントを用意しました。「name1」属性の属性値の、各単語の最初の文字を大文字にします。
2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。
find.regex.replace-all name1="(.+?)" name1="${1:L}"
3.コマンドの実行
「エンター」キーを押してコマンドを実行すると、以下のように各単語の最初の文字が大文字に変換されます。文字変換を組み合わせて利用する
文字変換を組み合わせて利用します。1.ドキュメントのサンプル
ここでは例として、以下のドキュメントを用意しました。「name1」属性の属性値の最初の文字を大文字にし、それ以外は小文字にします。
一旦全て小文字に変換した後、最初の文字を大文字に変換すればよいです。
2.コマンドの入力
以下のようにコマンドを入力します。
find.regex.replace-all name1="(.+?)" name1="${1:L,u}"