ドキュメントのファイル名を変更する
ドキュメントのファイル名を変更します。コマンドのフォーマット
ドキュメントのファイル名を変更するコマンドのフォーマットは、以下のようになります。
edit.rename ファイル名
注意
ドキュメントのファイル名を変更するコマンドは、以下のすべての条件が満たされている時のみ利用できます。- ネットワーク上のファイルではない
- ドキュメントがファイルに関連付けられている
- ドキュメントの内容が編集されていない
ファイル名の変更を行う前に、ドキュメントをファイルに保存しておきましょう。
1.ドキュメントの表示
現在表示しているドキュメントのファイルが対象になるため、まずファイル名を変更したいドキュメントを表示します。ここでは例として「天気.txt」ファイルのファイル名を変更します。
2.コマンドの入力と実行
以下のようにコマンドを入力します。ここでは例として「予報.txt」にファイル名を変更します。
「エンター」キーを押してコマンドを実行します。
3.すでに同名のファイルが存在する場合
すでに同名のファイルが存在する場合、以下のようにファイルを上書きするかどうか確認が行われます。上書きする場合は、そのまま「エンター」キーを押すか、「y」を入力して「エンター」キーを押します。
ファイル名の変更を中止する場合は、「n」を入力して「エンター」キーを押します。
4.ファイル名変更完了
以下のように、ファイル名が変更されます。ファイルの確認
ファイル名を変更したドキュメントのファイルを確認すると、以下のようにファイル名が変更されています。ドキュメントのファイルを別のフォルダーに移動する
ドキュメントのファイルを別のフォルダーに移動します。移動先のフォルダーが存在しなければ、フォルダーを作成してくれます。
またファイルの移動と同時に、ファイル名の変更も可能です。
コマンドのフォーマット
ドキュメントのファイルを移動するコマンドのフォーマットは、以下のようになります。
edit.move 移動先のパス
絶対パスと相対パスについて
ファイルのパスは、絶対パスか相対パスを指定できます。相対パスで入力した場合は、カレントディレクトリーがベースディレクトリーになります。
カレントディレクトリーは、「シェルコマンド」と同じ扱いです。
パスの記述を「/」で始めると、ルートからの絶対パスになります。
パスの記述を「./」で始めた場合や、直接フォルダー名やファイル名を入力した場合は、カレントディレクトリーからの相対パスになります。
注意
ユーザーのホームフォルダーを表す「~/」は利用できません。注意
ドキュメントのファイルを移動するコマンドは、以下のすべての条件が満たされている時のみ利用できます。- ネットワーク上のファイルではない
- ドキュメントがファイルに関連付けられている
- ドキュメントの内容が編集されていない
ファイルの移動を行う前に、ドキュメントをファイルに保存しておきましょう。
1.ドキュメントの表示
現在表示しているドキュメントのファイルが対象になるため、まずファイルを移動したいドキュメントを表示します。ここでは例として「~/ドキュメント/テキストサンプル/天気.txt」ファイルを移動します。
パスやファイル名の補完について
途中までパスやファイル名を入力して「TAB」キーを押すと、パスやファイル名が補完されます。ただしパスやファイル名に候補が複数ある場合は、補完は行われません。
2.コマンドの入力と実行
以下のようにコマンドを入力します。ここでは例として「~/ドキュメント/テキストサンプル/気象情報/予報.txt」にファイルを移動します。
ファイル名も変更します。
「エンター」キーを押してコマンドを実行します。
3.移動先のフォルダーが存在しない場合
移動先のフォルダー(ディレクトリー)が存在しない場合、以下のようにフォルダーを作成するかどうか確認が表示されます。フォルダーを作成する場合は、そのまま「エンター」キーを押すか、「y」を入力して「エンター」キーを押します。
ファイルの移動を中止する場合は、「n」を入力して「エンター」キーを押します。
4.すでに同名のファイルが存在する場合
すでに同名のファイルが存在する場合、以下のようにファイルを上書きするかどうか確認が行われます。上書きする場合は、そのまま「エンター」キーを押すか、「y」を入力して「エンター」キーを押します。
ファイル名の変更を中止する場合は、「n」を入力して「エンター」キーを押します。
5.ファイルの移動完了
以下のようにファイルが移動します。ファイルの確認
移動したファイルの確認です。「気象情報」フォルダーが作成されています。
「気象情報」フォルダーを開くと、以下のように移動したファイルが存在しています。