Pythonトレースバックプラグイン
「Pythonトレースバック」プラグインは、Pythonのアプリで発生した警告やコード内で捕捉されなかった例外を捕捉し、その内容を「gedit」に表示するプラグインです。サイト固有もしくはユーザー固有のサイト設定をカスタマイズすることで、既存のPythonアプリを修正することなく、「gedit」で警告や例外を捕捉することができます。
インストール
「Pythonトレースバック」プラグインのインストールです。1.PPAの追加
以下のPPAを追加します。すでにこのPPAを追加している場合は、この手順を飛ばしてください。
ppa:gedit-bc-dev-plugins/releases
2.インストール
「Ubuntuソフトウェアセンター」を起動し、「gedit-python-traceback」で検索します。「インストール」ボタンをクリックします。
プラグインを有効にする
「Pythonトレースバック」プラグインを有効にするには、設定画面の「プラグイン」タブで「Python Traceback」にチェックを入れます。警告や例外の捕捉や表示について
捕捉した警告や例外は、「gedit」のボトムパネルの「Python Traceback」タブに表示されます。警告や例外を捕捉するまで、「Python Traceback」タブは表示されません。
また捕捉した警告や例外を表示するには、事前に「gedit」を起動しておく必要があります。
Python TracebackのUI構成
「Python Traceback」のUI構成です。1.警告や例外の情報
捕捉した警告や例外の情報が表示されます。警告や例外をダブルクリックすると、ソースコードを「gedit」で開き、警告や例外が発生した位置にカーソルを移動します。
ただしソースコードが見つからない場合、ソースコードを開くことはできません。
2.existing files only
チェックをオンにすると、ソースコードがある警告や例外のみ表示します。チェックをオフにすると、ソースコードの有無による警告や例外のフィルタリングを行いません。