Ubuntu 14.04以降のUbuntuにインストール
いままで、Ubuntu 14.04以降のUbuntuに「Boot Repair」をインストールすることができませんでした。これは、Ubuntu 14.04以降のUbuntu向けに「Boot Repair」のリポジトリーが提供されていなかったためです。
(代わりに別のリポジトリーを利用する方法を以前紹介しています。)
現在、Ubuntu 14.04以降のUbuntu向けに「Boot Repair」のリポジトリーが提供されており、Ubuntu 14.04以降のUbuntuに「Boot Repair」をインストールできるようになりました。
現在「Boot Repair」が提供されているUbuntuのバージョンは以下のとおりです。
- Ubuntu 12.04
- Ubuntu 14.04
- Ubuntu 14.10
- Ubuntu 15.04
ここでは試しに、ライブメディアから起動したUbuntu 15.04に「Boot Repair」をインストールしてみます。
1.Ubuntuの起動
Ubuntu 15.04 日本語 Remix 64bit版のライブメディアから、Ubuntuを起動します。2.リポジトリーの追加
「端末」を起動します。「端末」から以下のコマンドを実行し、「Boot Repair」のリポジトリー(PPA)を追加します。
sudo add-apt-repository ppa:yannubuntu/boot-repair
3.リポジトリーの追加完了
以下のように、リポジトリーが追加されます。4.パッケージインデックスファイルの更新
「端末」から以下のコマンドを実行し、パッケージインデックスファイルを更新します。これを行わないと、追加した「Boot Repair」のリポジトリーが反映されません。
sudo apt-get update
5.パッケージインデックスファイルの更新完了
以下のように、パッケージインデックスファイルが更新されます。6.Boot Repairのインストール
「端末」から以下のコマンドを実行し、「Boot Repair」をインストールします。
sudo apt-get install boot-repair
7.インストール確認
以下のように、インストール確認が表示されるので、「Y」を入力し「エンター」キーを推します。8.Boot Repairのインストール完了
以下のように、「Boot Repair」がインストールされます。9.Boot Repairの起動
「端末」から以下のコマンドを実行し、「Boot Repair」を起動します。
boot-repair
10.Boot Repairの起動完了
以下のように、「Boot Repair」のメイン画面が表示されます。「Boot Repair」の使い方は、以前紹介した使い方と同じです。