リカバリーモードで日本語のキーボードを使用するには
「リカバリーモード」では、デフォルトのキーマップが日本語のキーマップになっていないため、「|」や「=」の入力にひと手間かかります。ここでは「リカバリーモード」でキーマップを日本語に設定する方法を紹介します。
一時的な変更
ここで紹介するキーマップを日本語に設定する方法は、一時的にキーマップを変更する方法です。PCを再起動すれば元の設定に戻ります。
「リカバリーモード」は頻繁に使用する機能ではないため、一時的な変更で十分でしょう。
1.日本語キーボード変換テーブルの読み込み
リカバリーメニューで「root」を選択しシェルに入ったら、以下のコマンドを実行します。
loadkeys jp
以下のように、日本語キーボード変換テーブルが読み込まれます。
以上で完了です。
2.キー入力のテスト
キーボードからキー入力を行い、キーに印字されている文字が入力できるか確認します。以下の画面は、日本語キーボードから「0」「-」「^」「¥」キーを押し、次に「シフト」キーを押しながら同キーを押した時の画面です。
入力が面倒だった「-」「|」「=」が入力できています。