Intel Atom Bay Trailタブレットでbudgie-remix 16.10が動く
Intel Atom Bay Trailタブレット(商品はOnda Tablet、モデルは不明)で、「budgie-remix 16.10」を起動したユーザーが現れました。— Beto Sanchez (@betojsp) 2016年12月29日
元々Intel Atom Bay Trailタブレットで「Ubuntu」などLinuxディストリビューションをインストールできることは知られていましたが、「budgie-remix 16.10」が起動できるということは、「Ubuntu 16.10」も起動できるものと思われます。
上記の画像はUSBメモリーから起動したライブ環境の「budgie-remix 16.10」です。
現状ACPIに問題があり、タブレットがフリーズするケースがあるとのことです。
Intel Atom Bay TrailタブレットでUbuntuを起動する方法
Intel Atom Bay Trailタブレットで「Ubuntu」を起動する方法が紹介されています。1.必要なもの
事前に以下のものが必要です。- Intel Bay Trailタブレット
- 外部電源付きのOTG USBハブ
- USBキーボード
- USBメモリースティック
2.ダウンロード
以下のソフトウェアをダウンロードします。- Ubuntu 64bit版ディスクイメージ
- Rufus
- bootia32.efi
3.ライブUSBメモリーの作成
「Rufus」を起動し、Ubuntu 64bit版ディスクイメージからライブUSBメモリーを作成します。この時、パーティションテーブルのフォーマットにGPTを選択し、ファイルシステムにFAT32を選択します。
4.ブートローダーのコピー
作成したライブUSBメモリーの「\EFI\BOOT」に、「bootia32.efi」をコピーします。これで32bit UEFI環境で「Ubuntu」を起動できるようになります。
5.タブレットの起動
USBキーボードとUSBメモリーを接続したUSBハブをタブレットに接続し、タブレットを起動します。6.セキュアブートの無効化
タブレット起動時に「Del」キーを押して、UEFIの画面を表示します。UEFIの画面からセキュアブートをオフにします。
この作業は必須ではありませんが、セキュアブートをオフにしないと「Ubuntu」が起動しない可能性があります。
7.Ubuntuの起動
UEFIのブートメニューか、「F7」キーを押して表示されるブートメニューから、USBメモリーを選択します。これで「Ubuntu」がライブUSBメモリーから起動します。