プロプライエタリードライバーの不具合を修正
「System76」のエンジニアと「nVidia」のエンジニアが連携し、「nVidia」のLinux向けプロプライエタリードライバー(Green GPU)の不具合を修正しました。「System76」は10年に渡り「Ubuntu」プリインストールPCを製造しているメーカーであり、Linux向けソフトウェアの改善に様々な活動を行っています。
デスクトップユーザー(コンシューマー市場のユーザー)にとって心強い企業かと思います。
不具合の内容
「System76」のエンジニアは「System76」のユーザーを悩ましているとある不具合を解決するため、「nVidia」のUnix/Linuxエンジニアに連絡を取りました。その不具合とは、以下の内容です。
- アイドルの状態から復帰しても画面が真っ暗なままで復帰しない
- パワーソース(バッテリやAC電源)の切り替えをドライバーが検出しない
- バックライトの輝度調整が適切に動作しない
対応済みのドライバー
上記の「1.」と「2.」の不具合に対応した修正は、2016年12月14日にリリースされた「NVIDIA 375.26」に含まれています。「3.」の不具合は現在修正作業中であり、今後リリースされるドライバーで対応されるとのことです。