Ubuntu Unity 18.04のメンテナンス方針
「Ubuntu Unity 18.04」に関するメンテナンス方針が示されています。フレーバー化
「Ubuntu Unity」は「Ubuntu 18.04」で「Ubuntu」のフレーバーを目指します。LTSリリース
「Ubuntu Unity 18.04」はLTSリリースを目指します。具体的にサポート期間が何年になるのかは、まだ示されていません。
3年もしくは5年になるものと思われます。
デイリービルドのディスクイメージ
「Ubuntu Unity 18.04」のデイリービルドのディスクイメージは、毎週もしくは10日毎にリリースを行う予定です。このディスクイメージは、「Ubuntu 18.04」のデイリービルドのディスクイメージを元に生成されます。
また「Ubuntu Unity」のPPA及びメタパッケージを導入することで、ディスクイメージの生成を行います。
Ubuntu UnityのPPA
もし「Ubuntu Unity」がフレーバーになり、ディスクイメージを「cdimage.ubuntu.com」に配置できるようになったら、「Ubuntu Unity」のPPAを別途導入する必要がなくなる予定です。つまり「Ubuntu Unity」のメタパッケージが、「Ubuntu」の公式リポジトリー(universe)に配置されるようになる予定です。
unity-session及び関連パッケージのメンテナンス
「Ubuntu」の「universe」リポジトリーに配置されている「unity-session」及びその関連パッケージのメンテナンスは 「unity7 maintainers team」が引き続き行いますが、そのメンテナンスを行うのは「Ubuntu 18.04」のリリースまでです。補足
あくまで現状の方針です。2018年2月か3月あたりに確定もしくはそれに近い情報が提示されるでしょう。
開発方針の議論
以下で「Ubuntu Unity」の開発に関する議論が行われています。「Unity 7」の次のメジャーバージョンである「Unity 9」の話題が出ていますね。
「Unity 9」の具体的な内容は不明ですが、「Ubuntu 18.10」の開発サイクルでもっと具体的な内容が見えてくるでしょう。
ちなみに「Unity 9」は仮の名称であり、次期「Unity 7」と言ったところでしょうか。
現状メンテナンスのみ行われている「Unity 7」に新機能の追加や変化を加えたものが「Unity 9」に相当します。
過去に全く別物の「Unity 8」があったため、8を飛ばして9になっています。
まだまだ先の話ですし、まずはLTSリリースとフレーバー化という大きな目標を達成する必要があります。
将来「Unity」にどのような変化が訪れるのか、楽しみですね。