WSL Configコマンド
「WSL Config(wslconfig)」コマンドは、「WSL」上で動作するLinuxディストリビューションを管理するコマンドです。主にインストール済みのLinuxディストリビューションに対して操作を行います。
c:¥>wslconfig /?
Linux 用 Windows サブシステムの管理操作を実行します
使用法:
/l、/list [/all] - 登録されたディストリビューションを一覧表示します。
/all - すべてのディストリビューションを一覧表示します (オプション)。
現在インストールまたはアンインストール中のものも含まれます。
/s、/setdefault <DistributionName> - 指定のディストリビューションを既定として設定します。
/u、/unregister <DistributionName> - ディストリビューションの登録を解除します。
Linux 用 Windows サブシステムの管理操作を実行します
使用法:
/l、/list [/all] - 登録されたディストリビューションを一覧表示します。
/all - すべてのディストリビューションを一覧表示します (オプション)。
現在インストールまたはアンインストール中のものも含まれます。
/s、/setdefault <DistributionName> - 指定のディストリビューションを既定として設定します。
/u、/unregister <DistributionName> - ディストリビューションの登録を解除します。
ディストリビューションの一覧を表示
ディストリビューションの一覧を表示する方法です。利用可能なディストリビューション一覧を表示するには
利用可能なディストリビューション一覧を表示するには、以下のコマンドを実行します。
wslconfig /list
利用可能なディストリビューションとは、インストール済みであり、いつでも利用できる状態のディストリビューションのことです。
すべてのディストリビューションを表示するには
インストール中やアンインストール中、もしくは破損していて利用できないディストリビューションも含めすべてのディストリビューションを表示するには、以下のコマンドを実行します。
wslconfig /list /all
そもそもインストールされていないディストリビューションは、一覧に表示されません。
デフォルトのディストリビューションを設定するには
デフォルトのディストリビューションを設定する方法です。デフォルトのディストリビューションとは、「wsl」コマンドなどディストリビューションを指定せずシェルを起動するコマンドで使用されるディストリビューションのことです。
以下のコマンドを実行します。
wslconfig /setdefault ディストリビューション名
ディストリビューション名は、上記の一覧に表示される名称を指定します。
デフォルトのディストリビューションを設定していない場合
デフォルトのディストリビューションを設定していない場合、最初にインストールされたディストリビューションがデフォルトのディストリビューションになります。ディストリビューションを削除するには
ディストリビューションを削除(アンインストール)する方法です。
wslconfig /unregister ディストリビューション名
ディストリビューション名は、上記の一覧に表示される名称を指定します。
ディストリビューションのすべてのファイルが完全に削除されるので注意してください。
必要なファイルは事前にバックアップしておきましょう。
再度インストールするには
再度インストールするには、「Windowsストア」からディストリビューションをインストールしてください。Linuxディストリビューションのインストール方法は、以下を参照してください。
- WindowsストアからUbuntuをインストールするには
- WindowsストアからopenSUSE Leap 42をインストールするには
- WindowsストアからSUSE Linux Enterprise Server 12をインストールするには
- Windows Server 2016にUbuntuをインストールするには