Linux Mint 19の開発コード
「Linux Mint 19」の開発コードが決まりました。「Linux Mint 19」の開発コードは「Tara」です。
「Tara」はここアイルランドで人気のある名前であり、開発チームがお気に入りの名前であるとのことです。
「Linux Mint 19」の開発はまだ始まったばかりであり、「Linux Mint 19」の詳細に関し語るのは時期尚早ですが、現時点で以下の方針が決定しています。
Linux Mint 19のリリース予定月
「Linux Mint 19」は、2018年5月か6月ごろにリリースされる予定です。ベースとなるUbuntu
「Linux Mint 19」のベースとなる「Ubuntu」は、「Ubuntu 18.04 LTS」になる予定です。ちなみに「Ubuntu 18.04 LTS」は、2018年4月26日にリリースされる予定です。
また「Linux Mint 19」は、2023年までサポートされる予定です。
GTK+ 3.22の採用
「GTK+」は、「GTK+ 3.22」が採用される予定です。「GTK+ 3.22」は主要な安定版リリースであり、「GTK+ 3.22」が提供するテーマエンジンやAPIは安定したものとなっています。
開発チームの主な開発プラットフォームになる「Linux Mint 19」にとってそれは、「LMDE 3」と同じバージョンの「GTK+」を利用することを意味し、「Fedora」や「Arch」といった「Linux Mint」の開発チームが開発したコンポーネントを使用するディストリビューションにとっても同じ意味をもたらします。
つまり「Linux Mint」以外で使われているそれらのコンポーネントの開発が容易になり、また、その品質の向上にもつなげることができます。
Linux Mint翻訳ガイド公開
「Linux Mint翻訳ガイド」が公開されました。「Linux Mint翻訳ガイド」は以下からアクセスできます。
Linux Mint翻訳ガイドとは
Linux Mint翻訳ガイドとは、翻訳者に向けたガイドです。どのように翻訳作業を行えばよいのか、LaunchpadやPOEditの使い方、そして翻訳内容を検証するツールである「mint-check-translations」の使い方など、翻訳の方法が説明されているドキュメントです。
「Linux Mint」の翻訳に参加する人は、目を通しておくと良いでしょう。