以前のフォントに戻すには
「Ubuntu 18.04」では、デフォルトの日本語フォントが「Takao」フォントから「Noto」フォントに変わりました。
「Ubuntu」のUIで使用されるフォントは、英数字記号など「Ubuntu」フォントに含まれている文字は「Ubuntu」フォントが使用され、日本語の文字は「Noto」フォントが使用されています。
つまり文字によって複数のフォントを組み合わせて、各文字を表示しています。
以前のUbuntuでは
以前の「Ubuntu」では、デフォルトの日本語フォントに「Takao」フォントを採用しており、特に長年「Ubuntu」を利用してきたユーザーにとって馴染みのあるフォントでしょう。初めて「Ubuntu」を利用するユーザーにとっても「Takao」フォントはお勧めのフォントです。
「Takao」フォントは高品質なフォントであり、UI上でも綺麗に表示されます。
Takaoフォントをインストールするには
「Takao」フォントはデフォルトでインストールされていませんが、後から「Takao」フォントをインストールし、デフォルトのフォントとして利用できます。1.端末の起動
デスクトップ画面左上の「アクティビティ」をクリックし、以下のように「端末」を検索します。「端末」が見つかるので、「端末」をクリックし「端末」を起動します。
2.コマンドの実行
「端末」に以下のコマンドを入力し、「エンター」キーを押します。
sudo apt install fonts-takao
コマンドを端末に貼り付けるには
コピーしたコマンドを「端末」に貼り付けるには、「端末」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押します。パスワードの入力が促されたら
以下のようにパスワードの入力が促されるので、自分のパスワードを入力して「エンター」キーを押します。
[sudo] ユーザー名のパスワード:
パスワードを入力しても何も表示されませんが、入力自体は行われています。
3.Takaoフォントのインストール確認
以下のように「Takao」フォントのインストール確認が行われるので、何も入力せず「エンター」キーを押します。
4.Takaoフォントのインストール
以下のように「Takao」フォントのインストールが行われます。
ここで一旦ログアウトしてログインし直すか、PCを再起動してください。
ログイン画面にも「Takao」フォントを反映するには、PCの再起動が必要です。
5.デスクトップ画面
以下のように日本語の文字は「Takao」フォントが使用されるようになります。
ログイン画面もいい感じです。
