コンソールウィンドウでショートカットキーによるコピー&ペーストが可能に
「Build 17643」以降、WSL利用時にコンソールウィンドウでショートカットキーによるコピー&ペーストが可能になりました。ショートカットキー
今回利用できるようになったショートカットキーは、以下のとおりです。動作 | ショートカットキー |
---|---|
選択されている文字列をクリップボードへコピー | Ctrl+Shift+C |
クリップボードから文字列を貼り付け | Ctrl+Shift+V |
「Ubuntu」で利用されている「端末」でも同じショートカットキーで同様の操作が可能ですね。
ショートカットキーを有効にするには
ショートカットキーはデフォルトで無効になっています。これは既存の振る舞いを優先し、振る舞いの変更による非互換を回避するためです。
ショートカットキーを有効にするには、コンソールのプロパティー画面を開き、「オプション」タブをクリックします。
以下の様に「Use Ctrl + Shift + C/V as Copy/Paste」の設定が見つかるので、このチェックボックスをオンにします。
補足
このショートカットキーの設定は、各シェル(Cmd/PowerShell/Linux(WSL))やコンソールのショートカットごとに独立して設定されます。例えばお気に入りのシェルを起動するコンソールのショートカットをタスクバーにピン留めした場合、コンソールのプロパティーはそのショートカットにのみ適用されます。
そのため同一のシェルをスタートメニューや「ファイル名を指定して実行」ダイアログから起動しても、上記でタスクバーにピン留めしたショートカットで設定した内容は、それらのシェルに適用されません。
つまり各種設定はショートカットに保存され、レジストリーには保存されません。