Linux Kernelのライブパッチリリース
2018年5月2日、「Linux Kernel」の脆弱性に対応したライブパッチがリリースされました。ライブパッチサービス
「Canonical」が提供しているライブパッチサービスについては、以下を参考にしてください。- Canonical、Linux Kernelのライブパッチサービス提供開始・3台のPCまで無料でサービスを利用できる
- Canonical Livepatch Serviceを無料で利用するには
- Ubuntu 14.04でもLinux Kernelのライブパッチサービスが利用可能に
対象OS
本ライブパッチが適用できるOSは、以下の通りです。OS | ベースカーネル | アーキテクチャー | フレーバー |
---|---|---|---|
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 16.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | lowlatency |
Ubuntu 14.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | generic |
Ubuntu 14.04 LTS | 4.4.0 | amd64 | lowlatency |
対応しているCVE
今回リリースされたライブパッチの詳細は、以下を参照してください。このリリースでは、以下のCVEに対応しています。
- CVE-2017-0861
- CVE-2017-15129
- CVE-2017-16995
- CVE-2017-17448
- CVE-2017-17450
- CVE-2018-1000199
- CVE-2018-5333
- CVE-2018-5344
- CVE-2018-8043
都合の良い時にアップデートと再起動を
ライブパッチはあくまで一時的なアップデートです。再起動できるタイミングがあるなら、都合の良い時に「Linux Kernel」のアップデートとPCの再起動を行いましょう。