Ubuntu Japanese Teamのリポジトリーを導入して日本語環境を改善するには
「Ubuntu Japanese Team」のリポジトリーを導入して日本語環境を改善する方法です。Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remixでは導入済み
「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」からインストールした「Ubuntu」では、デフォルトで 「Ubuntu Japanese Team」のリポジトリーが導入されているため、この作業は必要ありません。Ubuntu Japanese Teamのリポジトリーの導入方法
「Ubuntu Japanese Team」のリポジトリーの利用方法には以下の2種類があります。- アップデートされた日本語環境向けのパッケージを利用する
- 「1.」に加え「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」からインストールした「Ubuntu」と同じ環境にする
「2.」がお勧めです。
1.アップデートされた日本語環境向けのパッケージを利用する
アップデートされた日本語環境向けのパッケージを利用する方法です。1-1.端末の起動
デスクトップ画面左上の「アクティビティ」をクリックし、以下のように「端末」を検索します。「端末」が見つかるので、「端末」をクリックし「端末」を起動します。
1-2.リポジトリーの認証鍵追加(1つ目)
「端末」で以下のコマンドを実行し、リポジトリーの認証鍵を追加します。
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-ja-archive-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
コマンドを端末に貼り付けるには
コピーしたコマンドを「端末」に貼り付けるには、「端末」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押します。パスワードの入力が促されたら
以下のようにパスワードの入力が促されるので、自分のパスワードを入力して「エンター」キーを押します。
[sudo] ユーザー名のパスワード:
パスワードを入力しても何も表示されませんが、入力自体は行われています。
1-3.リポジトリーの認証鍵追加(2つ目)
「端末」で以下のコマンドを実行し、リポジトリーの認証鍵を追加します。
wget -q https://www.ubuntulinux.jp/ubuntu-jp-ppa-keyring.gpg -O- | sudo apt-key add -
1-4.リポジトリーの追加
「端末」で以下のコマンドを実行し、リポジトリーを追加します。
sudo wget https://www.ubuntulinux.jp/sources.list.d/bionic.list -O /etc/apt/sources.list.d/ubuntu-ja.list
1-5.パッケージのアップデート
「ソフトウェアの更新」を起動し、パッケージをアップデートします。1-6.日本語環境の確認
以下を参考にして、日本語環境の確認を行います。以上で完了です。
2.Ubuntu 18.04 日本語 RemixからインストールしたUbuntuと同じ環境にする
ここでは、オリジナルのディスクイメージからインストールした「Ubuntu」の環境を、「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」からインストールした「Ubuntu」と同じ環境にします。2-1.パッケージのアップデート
上記の「1.アップデートされた日本語環境パッケージを利用する」の手順をすべて行っておきます。2-2.ubuntu-defaults-jaのインストール
以下のコマンドを実行し、「ubuntu-defaults-ja」パッケージをインストールします。
sudo apt-get install ubuntu-defaults-ja
以上で完了です。