kledgeb UbuntuやLinuxの最新情報を紹介

Ubuntu 18.04 その146 - ライブセッションでBoot-Repairを利用するには・起動に関する問題を修正するツール

ライブセッションでBoot-Repairを利用するには

「Boot-Repair」は、「Ubuntu」などOSの起動に関する問題を修正するツールです。


「Boot-Repair」はブートローダーやブートマネージャーに関する問題を修正します。
ブートローダーのインストールに失敗した時や、デュアルブート環境で他方のOSにブートローダーを上書きされ、もう一方のOSが起動できなくなった時などに活用すると良いでしょう。

ワンボタンで修正可能

「Boot-Repair」は難しい知識をユーザーに要求することなく、OSの起動に関する問題を修正してくれます。
もちろん詳細な設定を行ってからOSの起動に関する問題を修正することも可能です。

ライブセッションにBoot-Repairをインストール

ここではライブセッションで起動している「Ubuntu 18.04」上に「Boot-Repair」をインストールする方法を紹介します。

ライブセッションとは、ライブUSBやライブDVDから起動した「Ubuntu」のことです。
フレーバーでも同様に「Boot-Repair」をインストールすることができます。

  • Ubuntu 18.04をインストールする前に・Ubuntuのライブメディアを作成してUbuntuを起動する

ここでは例としてオリジナルの「Ubuntu 18.04 LTS」から「Ubuntu」を起動しています。

Ubuntu 18.04 LTS 日本語 RemixではPPAが追加できない

「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」から起動した「Ubuntu」では、PPA追加時に以下のエラーが発生し、PPAの追加に失敗します。


1.universeリポジトリーの有効化

今現在「Boot-Repair」は「universe」に配置されているパッケージには依存していませんが、将来必要になった時のために念の為「universe」リポジトリーを有効化する方法を紹介しておきます。

言い換えれば現在この作業は必要ありません。

1-1.ソフトウェアとアップデートの起動

デスクトップ画面左上の「Activities」をクリックし、以下のように「Software & Updates」を検索します。


「Software & Updates」をクリックし「Software & Updates」を起動します。

1-2.universeリポジトリーの有効化

以下の画面が表示されるので、「universe」にチェックを入れます。


「Close」ボタンをクリックします。

1-3.パッケージインデックスファイルの更新確認

もし以下の画面が表示されたら、「Close」ボタンをクリックします。


パッケージインデックスファイルは、PPA追加時に纏めて更新します。

2.Boot-Repairのインストール

「Boot-Repair」をインストールします。

2-1.端末の起動

デスクトップ画面左上の「Activities」をクリックし、以下のように「Terminal」を検索します。
「Terminal」が見つかるので、「Terminal」をクリックし「Terminal」を起動します。


2-2.PPAの追加

以下のコマンドを実行し、PPAを追加します。

sudo add-apt-repository -y ppa:yannubuntu/boot-repair


コマンドを端末に貼り付けるには

コピーしたコマンドを「Terminal」に貼り付けるには、「Terminal」上で「Shift + Ctrl + V」キーを押します。

2-3.Boot-Repairのインストール

以下のコマンドを実行し、「Boot-Repair」をインストールします。

sudo apt install -y boot-repair


以上でインストールは完了です。
もし依存パッケージが見つからない旨のエラーが発生した場合は、「universe」リポジトリーを有効にしてから再度試してみてください。

3.Boot-Repairの起動

「Boot-Repair」を起動します。

3-1.端末の起動

デスクトップ画面左上の「Activities」をクリックし、以下のように「Boot-Repair」を検索します。
「Boot-Repair」が見つかるので、「Boot-Repair」を起動します。


3-2.修復オプションの選択

以下の画面が表示されます。


「Recommended repair」ボタンをクリックすれば、ブートに関する問題を自動的に修正します。
詳細な設定や処理を指定したい場合は、「Advanced options」をクリックします。


Ubuntu
スポンサー
コメント
コメントポリシー
コメントをする前に UbuntuのCode of Conduct(CoC/行動規範) を確認し、CoCに沿ったコメントをお願いします。
コメントの使い方は、コメントの使い方を参照してください。
同一カテゴリーの記事
SNS
人気の記事
  • Linux その450 - Canonical LXD や MicroCloud にクライアントなりすましの脆弱性・アップデートを
    Canonical LXD や MicroCloud に重大な脆弱性 2026年10月28日、Canonical LXD や MicroCloud に重大な脆弱性がみつかりました。
  • Ubuntu 26.04 その82 - Linux kernel の脆弱性 CVE-2026-98432 の対応状況
    CVE-2026-98432 の対応状況 2026年11月2日、Linux kernel の脆弱性である CVE-2026-98432 の対応状況がアナウンスされました。
  • Ubuntu 26.04 その76 - CVE-2026-92392 含む curl の脆弱性22件修正・アップデートを
    curl の脆弱性22件修正 CVE-2026-92392 含む22件の curl の脆弱性に対応したセキュリティーアップデートがリリースされました。
  • Ubuntu 26.10 その38 - Ubuntu 26.10 がリリースされました・ディスクイメージのダウンロード
    Ubuntu 26.10 リリース 2026年10月15日、Ubuntu 26.10 がリリースされました。
  • Linux Mint その294 - Linux Mint 27 の開発とリリース方針の変更・アラーム管理アプリの開発
    Linux Mint 月刊ニュース Linux Mint 開発チームは Linux Mint 月刊ニュースにて、Linux Mint の開発状況や取り組みを紹介しています。
  • Ubuntu 26.10 その35 - RISC-V 向け Ubuntu Desktop 登場
    RISC-V 向け Ubuntu Desktop 登場 Ubuntu Desktop 26.10 では、RISC-V 向けデスクトップイメージがリリースされます。
  • Ubuntu 26.04 その78 - eMudhra 認証局の秘密鍵の侵害・アップデートを
    eMudhra 認証局の秘密鍵の侵害 2026年10月20日、eMudhra 認証局(eMudhra CA)の秘密鍵の侵害が発覚しました。
  • Ubuntu 26.04 その79 - CVE-2026-111497 に対応した Brotli のリリース・アップデートを
    Brotli のセキュリティーアップデート 2026年10月26日、CVE-2026-111497 に対応した Brotli がリリースされました。
  • Ubuntu 26.04 その77 - PHP に php2shell(CVE-2026-109618/CVE-2026-109619)の脆弱性・アップデートを
    PHP に php2shell の脆弱性 PHP に php2shell と呼ばれる致命的な脆弱性が見つかりました。
  • Ubuntu 26.10 その40 - Ubuntu Desktop 26.10 の注目機能
    Ubuntu Desktop 26.10  の注目機能 Ubuntu Desktop 26.10  の注目機能を紹介します。
記事のピックアップ
オプション