.NET Core 3.0.0 Preview 1がリリースされました
2018年12月4日、「.NET Core 3.0.0 Preview 1」がリリースされました。開発者は「Visual Studio 2019 Preview 1」、「Visual Studio for Mac」そして「Visual Studio Code」を利用して「.NET Core 3.0.0 Preview 1」上で動作するアプリを開発することができます。
リリース情報
「.NET Core 3.0.0 Preview 1」のリリース情報です。- リリースアナウンス:Announcing .NET Core 3 Preview 1 and Open Sourcing Windows Desktop Frameworks
- リリースノート:.NET Core 3.0.0 Preview 1 - December 04, 2018
- ダウンロード:Downloads
- 不具合報告:.NET Core 3.0.0 Preview 1
Ubuntu
「.NET Core 3.0.0 Preview 1」は、「Ubuntu 16.04」以降の「Ubuntu」をサポートしています。また現状リポジトリーから「.NET Core 3.0.0 Preview 1」は提供されていないため、バイナリーを直接ダウンロードして「.NET Core 3.0.0 Preview 1」を起動してください。
Windowsデスクトップアプリケーションのサポート
「.NET Core 3.0」の目玉となる新機能です。「.NET Core 2.x」までのバージョンは、Webアプリケーション、Web API、IoT、コンソールアプリケーションのサポートに主な焦点をあてていました。
「.NET Core 3.0」ではこれに加え、Windowsデスクトップアプリケーションがサポートされます。
「.NET Core 3.0」上で動作するWindows向けGUIアプリの開発が可能になりました。
フレームワーク
Windows向けGUIアプリでは、「WPF(Windows Presentation Foundation)」や「Windows Forms」を利用し、また「XAML Islands」を通じて「WinUI(Windows UI XAML Library)」からモダンなコントロールや「Fluent styling」を利用してアプリをビルドできます。Entity Frameworkもサポート
今日、データアクセスに「Entity Framework」を利用しているデスクトップアプリが数多くあり、「.NET Core 3.0」でも同様に「Entity Framework」のサポートが行われています。.NET Coreの利点を活用できる
「.NET Core」を利用してWindows向けGUIアプリを開発すれば、「.NET Core」が提供する新機能を活用できます。例えばサイドバイサイドデプロイメント、自己完結型アプリケーション(アプリ内に.NET Coreを同梱可)、「CoreFX」で行われた最新の改善など、様々な利点を活用できます。