Ubuntu Touch OTA-8に向けて
先ほど紹介したように「Ubuntu Touch OTA-7」がリリースされました。次のリリースは「Ubuntu Touch OTA-8」です。
「Ubuntu Touch OTA-8」の構想を紹介します。
安定性の向上から最新のコアコンポーネントの採用へ
「Ubuntu Touch OTA-6/OTA-7」は、「Ubuntu Touch」の不具合修正や安定性の向上、パフォーマンスの改良に注力したリリースでした。とはいえ新ブラウザー「Morph Browser」の採用やオンスクリーンキーボードの改良などユーザーの目を引く新機能の搭載もありましたし、以前の「Ubuntu Touch」よりも確実に品質が向上しています。
「Ubuntu Touch OTA-8」では、もっと踏み込んだ改良が行われる予定です。
ちなみに「Ubuntu Touch OTA-8」のリリースは、6週間後〜8週間後に予定されています。
Mir 1.1と最新版Unity 8の採用
「Ubuntu Touch OTA-8」では、「Mir 1.1」と「Canonical」の最新版(最終版)「Unity 8」が採用される予定です。これによりスコープは完全に削除され、代わりにアプリケーションランチャー(App Launcher)が採用されます。
間に合わない可能性も
「Ubuntu Touch OTA-8」の開発期間は4週間〜6週間確保されていますが、「Mir 1.1」と最新版「Unity 8」の採用が「Ubuntu Touch OTA-8」のリリースに間に合わない可能性もあります。もし間に合わない場合は、「Ubuntu Touch OTA-8」は安定性の向上に焦点をあてたリリースになります。