kledgeb UbuntuやLinuxの最新情報を紹介

グラフィカルで高機能なUEFIブートマネージャー

「rEFInd」は「UEFI」環境向けのブートマネージャーです。


「rEFInd」から「Ubuntu」や「Windows」等のOSを起動したり、動的なブートローダーの検出、グラフィカルなUIによる優れた使い勝手を提供します。
「rEFInd」は「GRUB 2」に相当するソフトウェアですが、「GRUB 2」と共存することも、「rEFInd」から「GRUB 2」を起動することも可能です。

rEFIndをイントールするには

「rEFInd」をインストールする方法です。

1.rEFIndのインストール

「端末」を起動し、以下のコマンドを実行します。

sudo apt install refind


2.ブートローダーのインストール

「UEFI」から「rEFInd」を起動するには、「ESP」に「rEFInd」を配置し、「UEFI」側のブートマネージャーに「rEFInd」を登録する必要があります。
この作業を自動的に行うかどうか確認画面が表示されます。


「はい」を選択して「エンター」キーを押します。

3.インストール完了

以上でインストール完了です。


PCを再起動すると「GRUB 2」の代わりに「rEFInd」が起動するようになります。

rEFIndの起動

「rEFInd」を起動してみましょう。

1.ブートマネージャーの確認

「UEFI」側のブートマネージャーを確認すると、以下のように「rEFInd Boot Manager」が登録されていることが分かります。


「UEFI」側からみた「rEFInd」のブートローダーは、「\EFI\refind\refind_x64.efi」になります。
つまり「UEFI」から「refind_x64.efi」を起動すれば、「rEFInd」が起動します。

ちなみに上記画像の2番目にある「ubuntu」は、従来通り「GRUB 2」を起動するための項目です。

「rEFInd」のインストールでも紹介したように「rEFInd」のインストール時にブートマネージャー等の登録作業を自動的に行っていれば、上記のようになります。

2.rEFIndの起動

PCを起動すると「GRUB 2」の代わりに「rEFInd」が起動し、以下のようなグラフィカルなブートマネージャーが表示されます。


rEFIndの基本的な使い方

「rEFInd」の基本的な使い方を紹介します。

大きなアイコンとOSの起動

大きなアイコンが横に並んでいますが、この各アイコンが各種ブートローダーやOSを起動するアイコンです。
カーソルキーで項目を移動でき、「エンター」で選択されている項目を実行します。


大きなアイコンを選択すると、画面中央下にこのアイコンから何が起動されるのかが表示されます。
上記の場合「Boot EFI\ubuntu\grubx64.efi ・・・」と表示されています。
「grubx64.efi」は以下のように「GRUB 2」を起動します。


いつもの見慣れた「GRUB 2」のブートメニューですね。

Ubuntuを直接起動

「rEFInd」はそれ自身がブートマネージャーなので、「GRUB 2」を経由しなくても直接「Ubuntu」を起動することも可能です。


上記の画面では画面中央下に「Boot boot\vmlinuz- ・・・」と表示されています。
この項目を実行すると以下のように「Ubuntu(Linux)」を起動します。


起動が完了すればいつもの見慣れたログイン画面が表示されます。

DVDやUSBメモリーからOSを起動

例えば「Ubuntu」のライブDVDやライブUSBメモリーから、「Ubuntu」を起動することも可能です。


アイコンの右下にメディアの種類を表す小さなアイコンが表示されています。

項目の詳細

各項目の起動オプションなど詳細の表示やオプションの選択は、その項目を選択した状態で「Insert/Tab/F2」キーのいずれかを押します。
以下のように起動オプションが表示されます。


この画面から戻るには、「ESC」キーを押します。

ブートローダーの検出

「rEFInd」は、起動時にPCに接続されている各種ストレージからブートローダーを検索します。
検出されたブートローダーが大きなアイコンとして並びます。
「rEFInd」は「FAT」だけでなく、以下のファイルシステムも解釈できます。

  • ext2/3/4
  • ReiserFS
  • Btrfs
  • NTFS
  • HFS+
  • ISO-9660

これらのファイルシステムからブートローダーを検索します。

Windowsのブートローダーの検出

Windowsのブートローダーは「ESP(FAT)」に配置されているため、もちろん「Windows」のブートローダーも検出可能です。


ブートローダーの再検出

また「rEFInd」は、「rEFInd」起動後にブートローダーを再検索・再検出する機能を備えています。
例えば「rEFInd」起動後にPCにライブUSBメモリーを接続し、ライブUSBメモリーから「Ubuntu」を起動したい場合、まず「rEFInd」でブートローダーの再検出を行います。
ブートローダーの再検出を行うには、「ESC」キーか「BackSpace」キーを押します。
以下のようにブートローダーの再検出が行われます。


再検出が完了すれば、検出されたブートローダーに基づきアイコン一覧が更新されます。


ブートローダーがGRUB 2に置き換わった時は

「GRUB 2」をアップデートすると、UEFI側のデフォルトのブートマネージャーが「GRUB 2」になります。
「rEFInd」に戻したい場合は、UEFI側のブートマネージャーで「rEFInd Boot Manager」をデフォルトにしてください。

rEFIndをデフォルトのブートマネージャーに変更するには

「rEFInd Boot Manager」をUEFI側のデフォルトのブートマネージャーに変更することも可能です。
「rEFInd Boot Manager」をデフォルトのブートマネージャーにするには、「端末」から以下のコマンドを実行します。

sudo refind-mkdefault

rEFIndを再インストールするには

何らかの理由で「rEFInd」のブートローダーを削除してしまった場合は、「rEFInd」を再インストールすることも可能です。
「rEFInd」を再インストールするには、「端末」から以下のコマンドを実行します。

sudo refind-install

オプションの詳細は、「man refind-install」を参照してください。

関連コンテンツ
同一カテゴリーの記事
コメント
オプション