Ubuntu 14.04 LTSサポート終了
2019年4月25日、「Ubuntu 14.04 LTS」のサポートが終了しました。これ以降「Ubuntu 14.04 LTS」向けに無償アップデートは提供されません。
アップグレードを
「Ubuntu 14.04 LTS」を利用しているユーザーは、「Ubuntu 16.04 LTS」もしくは「Ubuntu 18.04 LTS」以降のサポートされているバージョンへ早急にアップグレードしてください。セキュリティーアップデートが提供されないため、システムが脆弱になります。
ESMの提供
「Ubuntu 14.04 LTS」では、無償サポート期間終了後も有償サポートによるセキュリティーアップデートが受けられます。この有償サポートサービスは「Extended Security Maintenance(ESM)」と呼ばれ、「Canonical」が提供する「Ubuntu Advantage」の一環として利用できます。
3年間の追加サポート
現時点で「Ubuntu 14.04 ESM」は、3年間の提供が予定されています。つまり2020年4月まで「ESM」が提供される予定です。
「ESM」の詳細については、以下を参照してください。
また「Ubuntu 14.04 ESM」に関する情報は、以下で参照できます。
「ESM」の提供開始時期は「Ubuntu 14.04 LTS」のサポート終了日です。
ですのでその日から「ESM」に切り替えることができます。
Ubuntuのアップグレードを支援
「ESM」は、企業や法人といった組織がセキュリティーやその懸念に対処しながら「Ubuntu」を新しいバージョンに円滑に移行できるよう支援するサービスです。現在の「Ubuntu」で動作しているアプリが移行後の環境でも期待通りに動作するとは限らないため、アップグレードには確実な移行計画が必要になります。
しかし組織によってはサポート終了前に移行できない事情も存在します。
このような状況で「ESM」は、安全な環境を提供することでOSやアプリの移行戦略の確立を支援します。
これは「ESM」が持つ大きな価値の一つです。