Ubuntu Touch その72 - Ubuntu Touch OTA-12の開発状況・Arch Linux + Unity 8

Ubuntu Touchニュース

「Ubuntu Touch」の開発を行っている「Ubports」では、「Ubuntu Touch Q&A」にて「Ubuntu Touch」の開発状況を紹介しています。

「Ubuntu Touch OTA-12」の開発状況の紹介です。

高度なテキストの編集機能は、スペースキー長押しで呼び出すことができます。
しかしこの動作はUIデザインガイドラインと適合しておらず、ガイドラインと適合するよう下から上に向かってスワイプした時に呼び出されるように変更されました。

Fairphone 2のサポート改善作業が行われ、SIMスロットを適切に切り替えられるようになりました。
つまり4Gと2Gを適切にかつ自動的に切り替えらるようになりました。
また「Aethercast」を再構築する作業が行われ、フルスクリーンで映像を送信できるようになりました。

「Unity8」が起動時にクラッシュする問題が解消されました。

「Morph Browser」にクッキーをクリアする機能が追加されました。

システム全体で適切なカラーリングやボタン構成が使用されるよう、デザインの調整が行われました。

インジケーターの翻訳が反映されない問題がありましたが、この問題が修正されインジケーターに翻訳が反映されるようになりました。

外部ディスプレイ利用時の出力切り替えがスピーディーに行われるようになりました。

「Arch Linux」に「Unity 8」を搭載したディスクイメージが登場しました。
この「Unity 8」はデスクトップPC上で動作し、インストールせずにライブ環境で「Unity 8」を試すこともできます。

現在このディスクイメージは、α版です。

「Ubuntu Touch」は、スマートフォンやタブレットなどモバイルデバイス向けに最適化されたOSです。
ユーザーのプライバシーと自由を尊重したOSです。
「Ubuntu Touch」は「Ubuntu」ベースのOSであり、「UBports」コミュニティーにより開発が行われています。

外部ディスプレイとキーボード、そしてマウスをモバイルデバイスに接続すれば、UIがデスクトップ向けのUIに変化し、デスクトップとして活用することもできます。
つまり1つのモバイルデバイスで、モバイル環境とデスクトップ環境を利用することができます。

「Ubuntu Touch」がサポートしているデバイスや、各デバイスで利用可能な機能及び制限は、以下を参照してください。

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